岐阜護國神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

岐阜護國神社

所在地	岐阜県岐阜市御手洗393
位置	--
主祭神	護国の英霊3万7千余柱
社格等	内務大臣指定護国神社・別表神社
創建	昭和15年（1940年）
本殿の様式	--
例祭	4月12日・10月5日
主な神事	--

岐阜護國神社（ぎふごこくじんじゃ）は、岐阜県岐阜市にある神社（護国神社）である。岐阜城の築かれた金華山の麓に鎮座する。

春には桜の名所として境内にある早咲きの鵜飼桜(江戸彼岸桜?)が有名で樹齢も古くいち早く春の訪れと共に多くの花を咲かせる。併設のホテルせいらんで挙式なども行われる。

明治維新以来の岐阜県関係の護国の英霊3万7千余柱を祀る。

[編集] 歴史

鳥居

狛犬

岐阜県内には明治初期に、大垣市に陸軍第九師団管下の大垣招魂社（後の濃飛護国神社）、高山市に富山聯隊管下の飛騨招魂社（後の飛騨護国神社）が創建されていたが、第三師団岐阜管区の多治見市ほか10郡には招魂社がなかった。そのため、日露戦争後に有志によって当地出身の殉国者を祀る招魂社の創建運動が始まったが、すぐには実現しなかった。昭和14年（1939年）に内務大臣から創立許可を受け、翌昭和15年（1940年）に現在地に社殿が竣工した。昭和14年に招魂社の制度は護国神社に改められていたので、内務大臣指定の護国神社として岐阜護國神社と称した。

第二次大戦後は美濃御霊神社と改称していたが、独立後は元の名に復した。