山万ユーカリが丘線
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ユーカリが丘線(ゆーかりがおかせん)は、千葉県佐倉市にある京成本線のユーカリが丘駅を起点とするラケット状の線形の新交通システム。大阪市交通局が営業するニュートラムに続く新交通システムとして開業した。
不動産会社山万が開発を行っているユーカリが丘ニュータウン内の交通の便を良くする目的で建設され、同社が直接運営している。
ユーカリが丘駅・地区センター駅・公園駅の区間は単線(双方向)、公園駅・女子大駅・中学校駅・井野駅の区間は環状線(単方向)になっている。ユーカリが丘駅を出発した列車は、公園駅から環状線を反時計回りに環状運転し、公園駅から再びユーカリが丘駅に戻る。車両には「こあら号」の愛称が付いている。「こあら号」は1号~3号まであり、すべて非冷房である。
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[編集] 路線データ
- 路線距離(営業キロ):4.1km
- 案内軌条:中央案内式
- 駅数:6駅(起終点駅含む)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電気方式:直流750V
鉄道事業法に基づく鉄道で、愛知県の桃花台線が廃止となった2006年以降は、日本の新交通システムで唯一の案内軌条に中央案内式を採用したものとなっている。
[編集] 歴史
[編集] 駅一覧
ユーカリが丘駅 - 地区センター駅 - 公園駅 - 女子大駅 - 中学校駅 - 井野駅 - 公園駅 - 地区センター駅 - ユーカリが丘駅
[編集] 接続路線
- ユーカリが丘駅:京成本線