少帝 (南朝宋)
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少帝(しょうてい、406年 - 424年、在位422年 - 424年)は、宋の第2代皇帝。姓は劉、名は義符、幼名は車兵。初代皇帝武帝の長男。
422年、宋の建国者である武帝が即位後2年で病没したため、長男である劉義符が即位した。武帝は、徐羨之、傅亮、謝晦、檀道済といった寒門出身の臣下に、後事を委ねていたが、劉義符が政治に不得手であったこと、徐羨之らが既得権の保持に固執したことから、即位後2年で退位させられてしまう。徐羨之らは、劉義符の弟で、武帝の三男の劉義隆を即位させた。
退位した劉義符は、営陽王となるが、まもなく惨殺されてしまう。
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