孟節
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孟節(もうせつ、生没年不明)は三国時代に生きたとされる架空の人物。
「三国志演義」では南蛮王・孟獲の兄として登場する。物欲の盛んな弟達に嫌気がさし、王城を離れ在野の士となる。万安渓(ばんあんけい)という谷で「万安隠者」と名乗り、毒泉の毒に侵された人々を救ってきた。蜀の南蛮征圧の際には、諸葛亮と出会い毒泉にやられた傷病兵の治癒に協力する。
NHKの「人形劇三国志」でも、毒泉や瘴気に苦しむ蜀軍に解毒の方法などを教える人物として登場するが、その後伏波将軍・馬援の碑の前で、実は孟節は玄徳の化身だったということが、玄徳の霊から孔明に告げられるというストーリーが付け加えられている。