大空眞弓
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大空 眞弓(おおぞら まゆみ、1940年3月10日 - )は、昭和中期から平成期(1950年代後半~)の女優。京都府出身。
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[編集] 来歴・人物
東京音楽大学声楽科在学中にスカウトされ1958年に新東宝に入社し映画「坊ちゃん社員」でデビュー。その後、東京映画に移籍、喜劇「駅前シリーズ」などに出演。1964年、TBSの東芝日曜劇場「愛と死をみつめて」が大ヒット。不治の病に冒される大島みち子役を熱演し、茶の間の人気を不動のものとした。初舞台は1962年の「黒蜥蜴」。1990年には「人生は、ガタコト列車に乗って……」で第15回菊田一夫演劇賞を受賞。その後も主に舞台を中心に活躍を続けている。俳優の勝呂誉と結婚し、1児をもうけたが、後に離婚。
[編集] エピソード
①サバサバとした性格の持ち主で元夫の勝呂誉が再婚した際の結婚式にも自ら出席し、新郎側友人としてスピーチも行い『過去の私と勝呂誉さんとの結婚は何かの間違えでした。どうぞお幸せに!』と祝辞を述べ、新郎新婦や出席者からは爆笑を誘った。 ②毎年9月頃には一日だけはスケジュールを完全にオフにして癌検診を受けているという。過去に数回腫瘍が発見されたがいずれも良性であったため簡単な摘出手術で済んだと以前出演した「最終警告! たけしの本当は怖い家庭の医学」で述べている。
[編集] 出演作品
[編集] 映画
- 華麗なる一族(1974年)
[編集] テレビドラマ
[編集] バラエティー
[編集] 著書
- 大空真弓、「多重がん」撃退中!(宝島社・2005年9月)ISBN 4-7966-4840-2