大森美香
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大森 美香(おおもり みか、1972年3月6日 - )は、福岡県築上郡築城町(現・築上町)出身の脚本家、演出家、映画監督。青山学院女子短期大学芸術学科卒業。短大卒業後、名古屋テレビ放送に入社。東京支社に勤務し、24歳で退社後、フジテレビの契約ADとなる。『美少女H』(1998年)・第12話「十七歳の記録」で脚本家、演出家デビュー。この後APとなり、山口雅俊プロデューサーのもとでフジテレビのドラマ制作に深く携わりキャリアを積む。2000年からフリーランス。以後、「カバチタレ!」のヒットを足掛かりにコンスタントに佳作を著し、若くして月9、朝ドラの脚本を手がける人気脚本家となる。その一方で、映画監督としての活動にも力を入れている。多くは気の強い女性を中心に据え、働く女性が共感しやすいストーリーやテンポのいい台詞で固定ファンがついている。また、脚本を担当したドラマによく黄川田将也、もたいまさこ、小林聡美を起用している。特にもたいまさこは謎めいた役で主人公達を指南する役として据えられる。「カバチタレ!」「きみはペット」「ロング・ラブレター~漂流教室~」「マイ★ボス マイ★ヒーロー」など原作や原案となる作品が存在するドラマの脚本でも大森本来のテイストを損なわず良くも悪くも内容が原型を留めない場合がある。「ロング・ラブレター~漂流教室~」においては恋愛中心のつくりと強引な展開が原作ファンからの不満を招いた。
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[編集] 脚本
[編集] テレビドラマ
- 「美少女H」(1998年、フジテレビ系)※12話担当
- 「恋愛結婚の法則」(1999年、フジテレビ系)※7話のみ担当
- 「二千年の恋」(2000年、フジテレビ系)※6話を藤本有紀と共著
- 「ただいま満室」(2000年、テレビ朝日系))※1、2、4、6、8、10話を担当
- 「カバチタレ!」(2001年、フジテレビ系)
- 「ロング・ラブレター~漂流教室~」(2002年、フジテレビ系)
- 「ランチの女王」(2002年、フジテレビ系)※4~12話が、単独の脚本クレジット
- 「お見合い放浪記」(2002年、NHK)
- 「きみはペット」(2003年、TBS系)※9話のみ演出を兼任
- 「ニコニコ日記」(2003年、NHK)
- 「ラストプレゼント」(2003年、NHK)
- 「不機嫌なジーン」(2005年、フジテレビ系)
- 「風のハルカ」(2005年~2006年、NHK)
- 「里見八犬伝」(2006年、TBS系)
- 「マイ★ボス マイ★ヒーロー」 (2006年、日本テレビ系)
[編集] 映画
[編集] 受賞
- 2005年、「不機嫌なジーン」で第23回向田邦子賞を史上最年少で受賞。
[編集] 外部リンク
- センスネットベクトル 筒井はじめ氏との対談
- Movers&Shakers 大和証券 Make IT 21
- ニホンゴまざぁ ドラマのコトバ
- CINEMA TOPICS ONLINE インタビュー
- CINEMA TOPICS ONLINE ムービーレポート
- 「月刊プシコ」(ポプラ社)(本誌で“でも、なんとなく好き”を連載中)
カテゴリ: 人名関連のスタブ項目 | 日本の脚本家 | 1972年生