大乃花武虎
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大乃花 武虎（おおのはな たけとら、1958年6月23日-）は山梨県東八代郡八代町(現・笛吹市)出身の元大相撲力士。大鵬部屋所属。本名は大野 久好（おおの ひさよし）。身長189cm、体重148kg。得意手は右四つ、上手投げ。最高位は前頭13枚目（1988年3月場所）。
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[編集] 来歴
中学時代は野球部で活躍したが、相撲にも興味を持ち山梨県大会で2位の成績を残している。大鵬親方に直接入門を志願し、上京した。1974年3月場所に初土俵を踏んだ。幕下までは順調に出世したが、ケガが多くその後の出世は遅れた。1983年7月場所に新十両を果たすも、しばらくは十両と幕下の往復を続け、十両に定着しても今度は番付運の悪さで入幕のチャンスを逃した。ようやく入幕を果たしたのは1988年3月場所、実に初土俵から84場所を要したが、幕内在位はこの一場所で終わった。
柔らかみのある体格で、右四つからの寄り、上手投げを得意としたが、立ち合いからはたく癖があり墓穴を掘る場合が多かった。
1990年11月場所に引退し、兄の縁で高砂一門からの名跡を取得し協会に残ったが、濱ノ嶋に年寄・尾上を譲り渡し2001年4月に退職した。
[編集] 主な戦績
- 幕内成績：5勝10敗（1場所）
[編集] 改名歴
- 大野 久好（おおの ひさよし） 1974年3月場所
- 鵬龍 久好（ほうりゅう-）1974年5月場所～1982年1月場所
- 大野 久好（おおの-）1982年3月場所～1983年5月場所
- 大ノ花 久好（おおのはな-） 1983年7月場所～1984年9月場所
- 大乃花 武虎（-たけとら） 1984年11月場所～1990年11月場所
[編集] 年寄変遷
- 佐ノ山 久好（さのやま）1990年11月～1994年3月
- 尾上 久好（おのえ） 1994年3月～2001年4月
