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埴科藩(はにしなはん)は、信濃国に存在した藩。
[編集] 概要
松代藩主・真田信之(真田昌幸の長男で、真田幸村の兄)が子の真田信政に1万7000石を分与されたことから立藩した。寛永16年(1639年)6月、信政が上野国沼田藩へ移封されると、信政の所領は弟の真田信重が継いだ。しかし信重は正保4年(1647年)2月、嗣子無くして松代にて死去し、埴科の所領は父・信之に返上され、埴科藩は廃藩となったのである。
[編集] 歴代藩主
[編集] 真田(さなだ)家
1万7000石。外様。
- 真田信政(のぶまさ)
- 真田信重(のぶしげ)
[編集] 関連項目