土橋
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土橋(どばし)は、木の橋の一種で、橋面に土をかけてならした橋である。「つちはし」ともいう。
丸太を隙間なく並べて橋面を作った場合、橋面が凹凸になる。そのままでは歩きにくいので、そこに土をかけて踏み固めると、へこんだ部分に土が詰まって平らになる。これが土橋である。江戸時代まで日本の川にかかる橋の圧倒多数は土橋で、かなり長い橋もこの方式で作られた。板を橋面にした板橋は重要な少数に限られ、石橋はごく僅少であった。
木橋が激減した現代では、一般の道で土橋をみかけることはないが、山の中や自然公園の中には名もない小さな土橋が作られることが多い。また、地名として土橋が日本全国に多数残る(後述)。
[編集] 地名の土橋
神奈川県川崎市宮前区土橋(つちはし)
[編集] 駅名の土橋
[編集] 日本人の姓の土橋
有名な土橋姓
- 土橋勝征(プロ野球チームの東京ヤクルトスワローズの選手)
- 土橋正幸(プロ野球チームのヤクルトスワローズ・日本ハムファイターズなどの元監督)