土塚理弘
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土塚理弘(とつか まさひろ)は、日本の男性の漫画家。長野県出身。「土塚理弘」は本名の「とつかまさひろ」に当て字をしたペンネーム。影響を受けた漫画家は鳥山明、荒木飛呂彦、浦沢直樹。
休刊間近の月刊少年ギャグ王1999年2月号に、『清村くんと杉小路くん』(第8回エニックス21世紀マンガ大賞にて準大賞)を掲載し、デビューする。また、赤塚賞佳作受賞者でもあり、月刊少年ジャンプ・週刊少年ジャンプやその増刊に読切を載せた事もある。
ギャグ漫画では一発ネタともとれる極端に長い引きや大ゴマ、めくりオチなど、展開を最大限に強調した作風で一部に高い人気を得ていた。しかし『清村くんと杉小路くんよ』以降はこうした傾向は抑えられてきた。『マテリアル・パズル』ではしばしば画力の稚拙さを読者に指摘されながらも、王道少年漫画を展開している。また『BAMBOO BLADE』では原作を担当し、好評を集めている。
マテリアル・パズル以降の作品では女性キャラの人数が増えたものの、良く言えば硬派を貫き、悪く言えば色気がない。このことは「美少女青春剣道漫画」と形容されるBAMBOO BLADEでも同様であり、作画の五十嵐あぐりにもネタにされた。
作品中には背景として動物達――特にねこやいぬ――が登場することが多い。しかし土塚自身は特に犬にトラウマがあり、動物が苦手なことを告白している。
ちなみに『1/Nのゆらぎ』を除く連載作品のサブタイトルは全て「○○○と○○○」という風に統一されている。 また、漫画内への字の書き込み(大きな効果音などは除く)の字体は全て同じであるため、それが味気ないと言う声もある。
[編集] 連載作品
- 1/Nのゆらぎ(月刊少年ガンガン、ガンガンパワード、ガンガンYG)
- 清村くんと杉小路くんと(月刊少年ガンガン)
- マテリアル・パズル(月刊少年ガンガン)
- 清村くんと杉小路くんよ(ガンガンパワード)
- BAMBOO BLADE(ヤングガンガン、原作担当 作画は五十嵐あぐり)