国道200号
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国道200号 (こくどう200ごう) は、福岡県北九州市八幡西区から福岡県筑紫野市に至る一般国道である。
北九州市と筑紫野市を直線的に結んでいるため、国道3号のショートカットとして利用される。
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[編集] 概要
- 距離 : 60.4km
- 起点 : 福岡県北九州市八幡西区 (筒井町交差点 = 国道3号)
- 終点 : 福岡県筑紫野市 (原田交差点 = 国道3号)
- 指定区間 : 北九州市八幡西区黒崎三丁目四十二番の十四から直方市津田町千百七番の三まで
[編集] 歴史
現在の国道200号のルートは、本州方面と長崎とを結ぶ長崎街道の一部であった。1885年(明治18年)の内務省告示第6号「國道表」では、長崎街道がそのまま国道4号「東京より長崎港に達する路線」となった。しかし、1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、福岡市を経由するルートが国道2号「東京市より鹿児島県庁所在地に達する路線(甲)」(現在の国道3号)となり、現在の国道200号のルートは国道から外された。
この区間が再び国道となるのは1953年5月18日のことで、二級国道200号八幡鳥栖線(福岡県八幡市(現 北九州市八幡西区)~福岡県筑紫郡筑紫村(後の筑紫郡筑紫野町、現 筑紫野市))として指定された。1965年4月1日に、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道200号となった。
直方バイパス・飯塚バイパスの完成により、ほぼ用無しとなった遠賀川沿いの旧道であるが、現在も国道200号となっている(八幡西区馬場山~飯塚市水江交差点)。だが、近く降格となる見通し。
[編集] 通過する自治体
[編集] 重複区間
[編集] 接続路線
- 国道3号 (北九州市八幡西区、起点)
- 国道211号 (北九州市八幡西区、飯塚市、重複)
- 北九州高速道路4号線黒崎IC (北九州市八幡西区)
- 北九州高速道路4号線馬場山IC (北九州市八幡西区)
- 北九州高速道路4号線金剛IC (北九州市八幡西区)
- 九州自動車道八幡IC (北九州市八幡西区)
- 国道201号 (飯塚市)
- 国道201号(八木山バイパス) (飯塚市)
- 国道386号 (朝倉郡筑前町、重複)
- 国道3号 (筑紫野市、終点)
[編集] バイパス
[編集] 有料道路
- 冷水道路 (飯塚市~筑紫野市)
[編集] その他
元々、八幡西区小嶺地区、上津役地区が激しい渋滞で有名であったが、そのルートが国道211号となり、現在北九州市内では目立った渋滞箇所は無い。しかし、飯塚市勝盛歩道橋交差点は県内でも有数の激しい渋滞箇所である。またこの勝盛歩道橋は福岡の丁度真ん中に当たる。