名門!第三野球部
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名門!第三野球部(めいもん - だいさんやきゅうぶ)は、週刊少年マガジンに連載されていたむつ利之原作の漫画作品、もしくはそれを原作としたテレビアニメ。
この漫画の実質的な続編として「上を向いて歩こう」がある。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
名門・桜高校野球部の三軍、通称・第三野球部の檜あすなろとその仲間たちの挑戦と成長を描いた野球漫画。ある日監督から解散命令をされる。しかし野球部に入ったのなら最後に試合をさせてほしいという要望から勝ったら一軍に上がるという条件で一軍と試合をすることになる。
[編集] 登場人物
[編集] 桜高校
- 甲子園常連の名門校。
- 野球部は3軍まであり、3軍は実質戦力外とされている。
- 檜あすなろ(声:菊池英博)
- 第三野球部所属の投手で、後に桜高校のエース。「努力の天才」タイプ。無意識に身についた「弾丸ボール」を武器とする。
- しぶといバッティングが身上で、打線の中軸を担う。偶然身についた一本足打法により、長打力もある。
- 竹下夕子(声:鶴ひろみ)
- 野球部のマネージャー。
- ソフトボールの経験があり、当初は第三野球部の選手として出場していた。
- 海堂タケシ(声:玄田哲章)
- 第三野球部所属の捕手で、元1軍の4番打者。
- 独特のフォームからライト方向への流し打ちを得意とする、超高校級スラッガー。別名「桜校の落合」。
白石(兄)(声:鈴木みえ)
- 第三野球部の1番打者で、遊撃手。
- バントが得意で、俊足。
- 小西とは犬猿の仲。
- 白石(弟)(声:小粥ようこ)
- 第三野球部の2番打者で、二塁手。
- バントが得意で、俊足。兄とどちらが速いかは不明。
- やはり小西とは犬猿の仲。
- 小西カズオ(声:塩屋浩三)
- 第三野球部の右翼手。多くは6番を打つ。
- 超のつく鈍足でチームの三振王だが悪球には強く、長打力は海堂にひけをとらない。
- 強肩で、鈍足を補って余りある活躍を見せる。
- 白石兄弟曰く、「女で身を滅ぼすタイプ」。
- 石井浩司(声:金丸淳一)
- 第三野球部の三塁手で、多くは6番を打つ。
- 堅守が特徴。
- バッティングセンスがないことが悩みだったが、黒潮商業の土屋に教わった天秤打法で一転、以降は安打製造機として欠かせない存在となる。
- 高橋ひろし(声:龍田直樹)
- 第三野球部の中堅手で、多くは8番を打つ。
- 小柄な体で野球センスも平凡、でも根性は一流という通称「ガッツマン高橋」。
- 斉藤輪大(声:二又一成)
- 第三野球部の一塁手で、恐怖の9番打者。
- 住職の息子で穏やかな気質だが、ひとたび怒らせると驚くべき力を発揮する(「恐怖の」の所以はこれにある)。
- 田村達郎
- 第三野球部の左翼手で、あすなろから譲られた3番を打つ。
- 夕子の従兄弟で、銚子工業との練習試合から第三野球部に加わる。
- クールでユニフォームが汚れるプレイを嫌がったが、徐々にあすなろ達の影響を受けていく。
- スイッチヒッターだが、左打席でも右打席と握りが同じテニス打法で安打を量産していく。
- 京本直哉(声:山寺宏一)
- 元1軍のエースで、後に第三野球部の控え投手となる。
- 第三野球部に敗れ、高校を辞めるつもりでいたが、京本も元第三野球部であったことを知ったあすらの達に引き止められる形で残留。
- スライダーが武器で、コントロールは正確無比。
- 桜井
- 元1軍の捕手(海堂が監督との確執でいなくなり正捕手に)。
- 第三野球部に敗れた後は、京本と共に控えとして第三野球部を支えることに。
- 層の薄い第三野球部を支えるために、本職の捕手以外のポジションもこなせるよう猛練習した。
- 鬼頭監督(声:田中秀幸)
- 桜高校を何度も甲子園に導いた名監督。
- 海堂には「金のことしか頭にない冷徹な監督」と思われ一時確執もあった。
- 1軍が第三野球部に敗れた後、金の必要な理由を知った海堂らに続投を要請される。
- 鬼頭さゆり
- 鬼頭監督の娘。
- 病気で入院しているところにあすなろ達が遭遇、鬼頭監督が金を必要とする理由を間接的に海堂らに教える。
- 中尾
- 堀江
- 嵐三郎
[編集] 銚子工業高校
- 指宿
- 桑本聡
[編集] 黒潮商業高校
- 通称「悲運の黒潮商業」
- 所以は、甲子園に届きそうで届かない、惜しいところでエラーが起きるというものだが、単に選手が意識しすぎてプレッシャーに弱いだけであった。
- 土屋
[編集] むつ高校
- 小比類巻
- 桃井
[編集] アメリカ選抜
- ラフ
- ヘイグ・オコーナー
[編集] 千葉マリンズ
- 飛翔編に登場する架空のプロ野球の球団。実在する千葉ロッテマリーンズとは無関係。
- あすなろ,桑本が入団することになる。
- 神
- 野森
- チャーリー・ハーマー
- ジョージ・ベートーベン
- 若見
- 月の屋
- 小暮監督
[編集] その他
- 坂口
- 小池
- 安部松
[編集] 漫画版
[編集] アニメ版
1988年10月20日から1989年9月29日までフジテレビ系で放送された。全40話。
[編集] スタッフ
- 企画:清水賢治
- プロデューサー:堀内孝、茂垣弘道
- 脚本:山田隆司、柳川茂
- チーフディレクター:福富博
- 演出:湖山禎崇、三沢伸、高林久弥、藤川茂ほか
- キャラクターデザイン・総作画監督:金沢比呂司
- 作画監督:金沢比呂司、音無竜之介、一川孝久、興村忠美
- 美術監督:河野次郎
- 撮影監督:森下成一
- 音響監督:山崎宏
- 音楽:本間勇輔
- 制作協力:スタジオコメット
- 制作:フジテレビ、NAS
[編集] 主題歌
- 第一期OP「誓書-バイブル-」(作詞・作曲・編曲:SHO-TA 歌:PEARL)
- 第二期OP「輝きの描写」(作詞:森雪之丞 作曲・編曲:後藤次利 歌:河田純子)
- 第三期OP「青春のさがしもの」(作詞:森雪之丞 作曲:後藤次利 編曲:難波正司 歌:河田純子)
- 第一期ED「小さな決心」(作詞:森雪之丞 作曲:後藤次利 編曲:佐藤準 歌:中山忍)
- 第二期ED「夢を追いかけて」(作詞:川村真澄 作曲・編曲:武部聡志 歌:吉田真里子)
- 第三期ED「君の夢のために」(作詞:森雪之丞 作曲:後藤次利 編曲:難波正司 歌:河田純子)
- 第四期ED「青春のEVERGREEN」(作詞:麻生圭子 作曲:井上ヨシマサ 編曲:井上鑑 歌:田山真美子)
[編集] 放映リスト
- 僕たちはクズじゃない
- 僕たちの戦いが今始まった!!
- 君の後ろには僕たちがいる!!
- 僕たちは負けたんじゃない!!
- 僕たちの前に現れた九番目の男…
- 僕たちの真価が問われる時…
- 僕たちと永遠のライバルとの出会い!!
- 僕たちにはもう涙なんて似合わない!!
- 僕たちの気迫が奇跡を呼ぶか!?一本足打法!!
- 僕たちはいつだって全力勝負!!
- 僕たちのガッツが勝利を呼ぶか!?最後の一球!!
- 僕たちの心はひとつ決戦前夜!!
- 僕たちに一軍が牙をむいて襲いかかる
- 僕たちに明日はない!危うし第三野球部
- 僕たちのスライダー攻略法!!
- 逆転なるか!?僕たちのマサカリ打法!!
- 僕たちのプッシュバント封じ作戦!!
- なるか打倒一軍!?僕たちの最後の反撃!!
- 僕たちの戦いはもう誰も止められない!!
- 僕たちに栄光あれ 熱闘!17回の攻防戦!!
- 僕たちの伝説はこうして始まった!
- 三軍のユニホームは僕たちの汗と涙の勲章!!
- 県大会開幕!主役は僕たちだ!!
- 僕たちの油断!?速攻あざやか浅加学院
- 負けて悔いなし!ここが僕たちの甲子園!!
- 準決勝!僕たちのライバル桑本再登場!!
- 僕たちは九人そろって100%全開!
- くらいつけ!これが僕たちの野球だ!!
- うなる豪速球!僕たちの勝利への遠き道!!
- 打てあすなろ!僕たちの願いをこめて!!
- 死闘18回裏!僕たちのサヨナラゲーム!!
- 決勝・黒潮商戦!僕たちの大ピンチ!?
- 黒潮の狙いは何か!?僕たちの重大な欠点とは!!
- 僕たちは負けない!このチームワークある限り!!
- 僕たちをおそう恐怖のカミソリシュート!!
- チャンスをいかせ!僕たちの大反撃!!
- 運命の最終回!僕たちのエースは君だ!!
- 僕たちの青春を賭けた果てしなき死闘!!
- 僕たちの夢が消える!?絶体絶命のピンチ!!
- 白球に僕たちの夢をのせて甲子園!!
フジテレビ系 土曜19時台後半 | ||
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