名古屋大仏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名古屋大仏(なごやだいぶつ)は、愛知県名古屋市千種区四谷通2-16の曹洞宗桃厳寺にある大仏である。桃厳寺は織田信長の弟織田信行が、父織田信秀の菩提を弔う為に建立した寺である。
[編集] 概要
全高15m(本尊の高さ10m 台座高さ5m)。本尊は仏師長田晴山の製作。
台座は蓮ではなく、10頭の象の像があり、本尊を支えている形となっている。それとは別に、台座の正面は、僧侶と鹿の像が配置されている。
目、唇、耳等には金箔が施されている。
[編集] 建立の経緯
昭和50年代後半、信者の信仰の対象として建立が計画される。
その頃、1988年(昭和63年)開催される第24回夏季オリンピックの開催地に名古屋市が立候補した事から、名古屋オリンピックの開会式に開眼供養を行なう計画であった。しかし、第24回夏季オリンピックの開催地は韓国のソウルに決まり(ソウルオリンピック)、この計画は幻となった。
1987年(昭和62年)完成する。
[編集] 交通
カテゴリ: 仏教関連のスタブ項目 | 仏像