友川かずき
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友川 かずき(ともかわ かずき、1950年2月16日 - )は、秋田県山本郡八竜村(現在の三種町)出身のフォークシンガー・画家。岡林信康・友部正人の影響を受けて唄い始める。
- 1971年の全日本フォークジャンボリーに、飛び入り参加をする。前年にはなぎらけんいち(現・健壱)・ひがしのひとしらが飛び入りしている。
- 宇崎竜童に見出され、「生きているって言ってみろ」でデビュー。
- ハーヴェスト・レーベルから頭脳警察のトシらのバッキングで、『やっと一枚目』『肉声』『千羽鶴を口に咬えた日々』の3作を発表。
- 1977年:ちあきなおみに「夜へ急ぐ人」を楽曲提供。同年のNHK紅白歌合戦で披露、その鬼気迫るパフォーマンスが視聴者の度肝を抜き、白組司会者の山川静夫は「気持ちの悪い歌ですねぇ~」と返した。
- 1978年:ベルウッドから中原中也の詩に友川が曲をつけたアルバム『俺の裡で鳴り止まない詩』を発表。
- 1979年:ピップエレキバンドを率い、故郷秋田でのライヴ録音『犬』を発表。
- 『桜の国の散る中を』『海静か、魂は病み』のプログレ路線の2作を発表。友人たこ八郎も参加。
- 1986年:『無残の美』は、友人たこ八郎と弟の覚への追悼盤。
その後は、暫らくライヴのみの活動が続く。
- 1992年:からはコンスタントにアルバムを発表し続けている。
同じ東北出身の三上寛とのジョイントライヴ盤『御縁』もリリースしている。画家・友川かずきとしても評価されている。また、三池崇史監督のカルト映画『IZO』への出演も行っており、作品中では音楽を披露している。
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