十和田湖観光線
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十和田湖観光線(とわだこかんこうせん)は、青森県十和田市中心部と十和田湖を結ぶ十鉄バスが運行する路線バスである。三本木営業所所管。
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[編集] 運行経路
※:主要停留所のみ掲載(同路線は、全区間ともすべての停留所に停車する。)
十和田市駅 - 元町東 - 十和田市中央 - 中央病院前 - 十和田湖支所前 - 中央公民館前 - 法量 - 十和田湖温泉郷 - 焼山 - 石ヶ戸 - 子ノ口 - 宇樽部 - 十和田湖バスターミナル
- 注意:12月1日~翌年3月31日までの間は宇樽部~休屋間の旧道区間(「瞰湖台<かんこ台>」に関わる区間)が冬季閉鎖に当たり、宇樽部バイパス経由となるため「瞰湖台」停留所には停車しない。
[編集] 運行概要
- 平成17年4月1日改正
- 運行本数…1日1往復
- 所要時間…十和田市駅~十和田湖バスターミナル間約1時間40分
- 発車時刻…十和田市駅発14時56分、十和田湖発8時00分
[編集] 沿革
- 1918年 - 個人経営の古間木~三本木~子ノ口間の乗合自動車運行開始(のち世界公園館自動車部に買収される)。
- 1926年9月7日 - 十和田鉄道三本木駅~子ノ口間運行開始。
- 1941年9月 - 世界公園館自動車部を買収。
- 1999年 - 冬期間の2往復のうち、十和田湖~十和田市間1往復の廃止を地元に打診。青森県と十和田湖町では湖畔から十和田市への通院客利用があることから、運行経費を負担して廃止を回避する。
- 2001年 - 特急八戸~十和田湖線、急行三沢~十和田湖線を廃止。
- 2005年4月1日 - 各停留所停車化(急行から一般便へ格下げ)。
- 2006年12月1日 - 宇樽部~休屋間を結ぶ国道103号の宇樽部バイパスが開通による旧道区間が冬季閉鎖に格下げられたことに伴い、冬季閉鎖区間内に当たる「瞰湖台」停留所が冬季通過化・同区間内を宇樽部バイパス経由とする(12月1日~翌年3月31日まで)。
[編集] その他
- 前乗り前降り、一般路線バス車両(いすゞ・エルガミオ:車いすスロープ付き車両)で運行(車両点検などで他の車種で運行される場合がある)。
- 備考:嘗ては観光貸切車格下げ車両を運用していた。
[編集] 関連事項
以下の路線はJRバス東北が運行し、十和田湖温泉郷~十和田湖(休屋)との間で競合する(ただし区間内におけるJRバスとの停留所の位置<一部>及び休屋の発着地に関しては一部異なる)。
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