北条浩
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北条 浩(ほうじょう ひろし、1923年7月11日 - 1981年7月18日)は、創価学会第4代会長。元公明党参議院議員。
学習院中学、海軍兵学校卒業(第73期)。海軍中尉で終戦を迎える。法華講から創価学会に移籍し、主任参謀や副理事長などを歴任。1964年に公明党が結成されると原島宏治委員長の下で副委員長に就任するが、直後に原島委員長が急死→辻武寿委員長が就任すると書記長を務める。翌1965年の参院選に公明党公認で出馬し、当選。1期務める。
その後政界を退いて1970年に創価学会副会長(同時に秋谷栄之助前会長や森田一哉元理事長も副会長就任)、1979年4月に池田大作の辞任を受けて4代会長に就任する。1981年7月、入浴中に心筋梗塞のため急逝した(後任は秋谷栄之助副会長が就任)。
なお、先祖は戦国大名北条氏康の4男で河内狭山藩初代藩主となった北条氏規でその嫡流にあたり、子爵で元貴族院議員・公明党参議院議員の北条雋八は叔父。また、三島由紀夫とは学習院時代に同窓であった。