法華講
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法華講(ほっけこう)は日蓮が命名した、古来より伝わる日蓮正宗の信徒組織である。
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[編集] 日蓮正宗法華講
日蓮正宗法華講本部の現在の指導教師は藤本日潤(東京・常泉寺住職、重役)、水島公正(所沢・能安寺住職、宗務院教学部長)、阿部信彰(東京・妙国寺住職、宗務院庶務部長)の3名。総講頭は柳沢喜惣次(東京・本行寺信徒、法華講連合会委員長を兼任)。大講頭は石毛寅松(東京・法道院信徒、連合会副委員長を兼任)、大草一男(大石寺内理境坊信徒、同妙観講講頭)以下6名。大講頭は宗制宗規では若干名と規定されている。
昭和37年(1962年)、総本山第66世日達上人の代に法華講連合会が結成され信徒団体として組織化が進んだ。総本山大石寺に本部、日蓮正宗各寺院に支部を置く。各布教区内寺院の支部で地方部(富士地方部は大石寺の法華講組織)を組織している。所属信徒が多い一部の寺院では支部を2つ以上組織しているところもある。
毎年3月最終日曜、総本山で法主出席のもと連合会の総会が行われる。年に一度、各地方部内の主要寺院で(一部の地方部では会場を借りて)地方部総会と各寺院で支部総会、支部登山会が行われる。
なお、法華講連合会では、機関紙として、「大白法(だいびゃくほう)」を月2回(毎月1日と16日)発行している。
[編集] 講員数
[編集] 正信会の法華講
日蓮正宗から宗外追放となった元僧侶らが設立した正信会でも、檀徒団体は日蓮正宗法華講を名乗っており、年に一回、全国大会を開いている。