北島 (ニュージーランド)
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北島(きたじま、ほくとう、North Island)は、南島とともにニュージーランドの主要な国土を形成する島の1つである。世界で14番目に大きな島。
ニュージーランド最大の都市オークランド、首都ウェリントンなど、主要都市の多くが北島に集中しており、同国の人口のおよそ76%が北島に集中している。
マオリ族の神話によれば、北島と南島ができたのはマウイが半神半人であったころだと言われている。その話によると、ある日マウイと兄弟がカヌー(南島)から釣りをしていた時、とても大きな魚を捕らえて海から引いた。彼の兄弟達は、彼が見ていなかった間に魚が誰のものなのか争い、結果魚を細かく切った。この魚が北島になったという。その話の通りマオリ族の間でノースアイランドは「Te Ika a Maui」(マウイの魚)と呼ばれている。 山と谷はマウイの兄弟が争った結果作られたと言われている。
文法的な注意 - ニュージーランドでは、"the North Sea"(北海)や"the Western World"(西洋)のように、"the North Island" (北島)"the South Island"(南島)と定冠詞を付ける。地図や図表では定冠詞なしで"North Island"と使うが、前置詞の後や動詞の前後では"the North Island"を使う。例:"My mother lives in the North Island"(私の母は北島に住んでいる)、"the North Island is smaller than the South Island"(北島は南島より小さい)、"I'm visiting the North Island"(私は北島を訪れています)
[編集] 北島の都市と町
- オークランド
- ケンブリッジ
- コロマンデル
- フォクトン
- ハミルトン
- ヘイスティングズ
- ハントリー
- ネーピア
- ニュープリマス
- パーマストンノース
- ラグラン
- ロトルア
- ストラットフォード
- タウポ
- タウラング
- ウェリントン