初日の出暴走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
初日の出暴走(はつひのでぼうそう)とは、大晦日から元旦にかけて行われる暴走行為である。
当初は、関東周辺の暴走族が、富士五湖 (もしくは富士急ハイランド、富士スピードウェイ) 周辺を目指し中央自動車道を暴走したのがきっかけ。警察もののTV特番 (いわゆる「警察24時」) で交通機動隊・機動隊・高速道路交通警察隊の完全装備による取り締まり風景が取り上げられたことから全国的に広がった。
本家とも言える、富士五湖周辺(富士山麓)を目指す初日の出暴走は、近年、八王子本線料金所・河口湖ICを中心に取り締まりが強化。一般道や東名高速道路を迂回してまで富士五湖を目指す者もいるが、分散化が著しくかつての様な勢いは少なくなった。富士五湖周辺に明確なゴール地点はない。
近年は携帯電話などで連絡を取り合い、警察の待機している道路ではなく3桁国道などの裏道を通り、検問をかいくぐるパターンもある。