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具象絵画(ぐしょうかいが)とは、具体的な対象物を描いた絵画のこと。抽象絵画と対応する言葉である。
抽象絵画が成立する20世紀より前においては、絵画といえば、具象絵画を意味する。
抽象絵画との区別は、一般的には容易であるが、限界的な作品も多く、作者がどう考えているかだけを判断基準とせざるを得ない場合もある。
例えば、極端な例を挙げると、一般的にはそう見えなくとも、作者が、「人を描いた」と言い、絵の具をぐちゃぐちゃと塗りつけた画面の中に、人の目らしきものがうかがえるのであれば、それは、具象絵画といえる。
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