兵庫県立神戸商業高等学校
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兵庫県立神戸商業高等学校（ひょうごけんりつこうべしょうぎょうこうとうがっこう）は、日本最古の歴史を誇る商業高等学校である。 120年以上の歴史を持つ。 明治初期、神戸港の貿易の発展を担う人材育成のため福澤諭吉、森岡昌純兵庫県令（県知事）により1878年に開校した、神戸商業講習所を前身とする。 現在地は兵庫県神戸市垂水区星陵台四丁目。
| 兵庫県立神戸商業高等学校 | |
| 創立 | 1878年(明治11年) |
| 設置学科 | 商業科 情報科 会計科 |
| 所在地 | 〒655-0038 |
| 兵庫県神戸市垂水区星陵台四丁目3番1号 | |
| 電話番号 | TEL 078（707）6464 FAX 078（707）6466 |
| 外部リンク | 公式サイト |
目次 |
[編集] 沿革
- 明治11年 神戸市生田区北長狭道四丁目40番地に神戸商業講習所として開校
- 明治19年 兵庫県立神戸商業学校と改称
- 昭和 3年 兵庫県立第一神戸商業学校と改称
- 昭和 7年 校舎、星陵台に移転
- 昭和20年 海軍経理学校に校舎を接収される
- 昭和20年 神戸市大空襲で長田の仮校舎焼失、舞子移情閣へ移転
- 昭和20年 校舎、終戦とともに星陵台に復帰
- 昭和23年 学制改革により兵庫県神戸第四中学校と統合して、兵庫県立星陵高等学校と改称
- 昭和37年 兵庫県立神戸商業高等学校が新設された
- 昭和53年 創立100周年記念式典を行う
- 昭和61年 情報科・会計科が設置される
- 平成 7年 阪神・淡路大震災による被災
- 平成 9年 教室棟竣工(震災復興)
- 平成11年 同窓会館 神商「イフレ」館 完成
明治10年11月、当時の県令（県知事）森岡昌純は慶応義塾の福沢諭吉先生と会談し、創立の斡旋を依頼し、…創立答辞は慶応義塾の教師その他一切を引き受け、校費の200円は県税より支出された。（県商100年史より）「学問のすすめ」等で有名な福沢諭吉先生が創設に加わる。戦前・戦後を通し、卒業生が経済界・政界・学問の世界で活躍している。 兵庫県では「県商」の愛称で親しまれている。
[編集] 設置学科
- 全日制課程
- 商業科
- 情報科
- 会計科
[編集] 校風
「自主・創造・感謝」の校訓。その校訓のもと相互に切磋琢磨し、 「心身の独立を全うし、自らその身を尊重して、人としての品位をはずかしめない者を独立自尊の人と言う」 福澤諭吉の考えである「独立自尊の心」を培う。
[編集] 特色
兵庫県神戸市垂水区星陵台四丁目にあり、最寄駅はJR垂水駅、神戸市営地下鉄学園都市駅。 近隣に兵庫県立舞子高等学校、兵庫県立星陵高等学校がある。男女の比率は女子が多い。 部活動も盛んであり、詳しい活躍は公式サイトを参照されたい。 県商という略称は地域や校内で広く使われている。校歌の歌詞にも用いられており親しみを感じることができる。
商業教科は簿記、情報処理等があり、科によって異なる。商業科は2年次より進学類型と総合類型に分かれる。 進学類型では重点が一般教科に移り、総合類型では選択商業教科が多彩である。 進路については約3分の1の生徒が就職を希望し（平成15年）、近年は進学希望者の数が 就職希望者の数を上回っている。また進学では、取得した資格などを生かした指定校推薦というものもあり、進学にも力を入れている。
