六十里越
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六十里越(ろくじゅうりごえ)は、新潟県魚沼市と福島県南会津郡只見町との間にある峠。標高は760m。
国道252号の峠は1973年(昭和48年)に開通。峻厳な地形であり、また国内有数の豪雪地帯で雪崩が多発することから、トンネルやスノーシェッドが連続する。県境をはさんで福島県側は田子倉湖沿いを通る。冬期は通行止。
東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線はこの峠を長大な六十里越トンネル、田子倉トンネルで貫通している。
六十里越から山をはさんで15kmほど北にある八十里越はさらなる難所であり、現在も国道289号の未成区間となっている。