公図
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公図(こうず)とは、土地の境界や建物の位置を確定するための地図で、一般に旧土地台帳施行細則第2条の規定に基づく地図のことを指す(旧土地台帳附属地図と呼ばれることもある)が、広義には下記のものを包括した概念である。
- 不動産登記法第14条第1項に規定する地図
- 不動産登記法第14条第4項に規定する地図に準ずる図面
縮尺は500分の1または1000分の1であり、全国を網羅するためには数百万枚もの膨大な地図が必要となるが、しばしば測量の誤りを含む古い地図が存在することもある。 このため、地方公共団体等を実施主体として地籍調査が進められているが、進捗はまだ全国の半分も終わっていない。
[編集] 関連項目
[編集] 文献
- 藤原勇喜『公図の研究〔四訂版〕』(財務省印刷局2002 ISBN 4171929091)