全日本宗教用具協同組合
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全日本宗教用具協同組合(ぜんにほん しゅうきょうようぐ きょうどうくみあい、略称・全宗教)とは、中小企業等協同組合法に基づく経済産業省認可の法人組織で、宗教用具業界における唯一の全国的組織の協同組合である。仏壇、法衣、数珠、線香、神棚、神具等の各種宗教用具を扱う業者290名が加盟する。理事長は安田松慶。
全日本宗教用具協同組合(以降、全宗協とする)は、経営の近代化を推進し、相互扶助の精神に基づき協同事業を行なうなど、会員企業の経済的地位の向上を図ることを目的とする。
[編集] 仏事コーディネーター
仏教と仏壇仏具、また、それらを取り巻く「仏事」に関する豊富な知識を持った実務経験者を講習と試験により審査し、証明するものとして、仏事コーディネーター資格審査協会が認定する資格制度。平成16年に第一回検定試験が行われた。仏事コーディネーター資格審査協会は全宗協が後援しており、現在は全宗協の組合員とその従業者であることをその受験資格としている。
[編集] 仏壇の日
白鳳14年(西暦685年)3月27日、天武天皇が「諸國家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔を出した。それにちなみ全宗協では毎月27日を「仏壇の日」に制定している。