佐久間信重

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佐久間信重（さくまのぶしげ、天正15年（1587年） - 承応3年2月23日（1654年4月10日））は、江戸時代の旗本。実は佐久間信辰の次男。佐久間信栄（正勝）の養子となった。左京亮、五郎兵衛。

父信辰に従って上野国館林城に赴く。慶長5年（1600年）関ヶ原の戦いの際、徳川秀忠の上田城攻略に榊原康政配下で参加。 元和元年（1615年）大坂の陣では榊原康勝に属して先鋒を務め、5月6日に飯森口で木村主計宗明の陣を攻め落として首級を挙げた。7日には天王寺表で森豊前守勝永の部隊と交戦し、また首級を挙げた。

養父信栄の所領武蔵国児玉郡、横見郡の内から1000石を分与された。 後に御書院番に列せられた。

寛永15年（1638年）8月21日、幕府の命により石川弥左衛門貴成とともに鳥取に、まだ幼かった藩主松平勝五郎（池田光仲）の後見役として赴任。 後に大久保権右衛門正信とともに越後国村上に目付代として赴任。 正保2年（1645年）8月5日、幕府が江戸城外曲輪と近郊に番屋を設置するにあたり監督官を務める。

法名は祖道。墓所は東京都港区芝の瑠璃光寺。