佐久間信編

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

佐久間信編（さくまのぶつら、慶安3年（1650年） - 宝永4年11月27日（1707年12月20日））は、江戸時代の旗本。佐久間信則の嫡男。通称は平左衛門。母は蒲生飛騨守家臣の小倉蔵人の娘。

神田の館において将軍任官前の徳川綱吉に仕え、小姓組を勤めた。

延宝8年（1680年）、綱吉の子徳松の西の丸入りに父と共に従う。 徳松逝去の後は小普請を勤めた。

元禄2年（1689年）閏正月14日桐間番に列したが、2月13日には小普請に戻された。

元禄3年（1690年）2月16日、大番となった。

元禄10年（1697年）7月11日、家督（蔵米300俵）を継いだ。

元禄15年（1702年）11月4日、大番を辞し、宝永4年（1707年）11月27日に享年58で死去。

法名は日理。墓所は谷中一乗寺。妻は加藤甚右衛門の娘。