代父母
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代父母 (だいふぼ、godparent) とは、キリスト教の伝統的教派において、洗礼式に立会い、神に対する契約の証人となる役割の者を言う。男性の場合代父(だいふ)、女性の場合代母という。
代父母は、洗礼の立会人となるばかりでなく、洗礼後も、教会生活における親として、信仰生活の導きをなることが求められている。しかし現代ではこうした信仰面での代父母の役割は形骸化しているとする指摘もある。
幼児洗礼の場合、多くの教会で、代父母は必須である。一部の教派では、成人洗礼の場合教会法では代父母を必須としないことがある。しかし多くの場合、慣例に基づき、成人洗礼でも代父母を立てることが多い。プロテスタント教会には、多く代父母を立てない教派がみられる。
教派によって、婚姻上の禁忌を、血縁上親を同じくする兄弟姉妹らと同じく、代父母の子に適応するところがある。たとえば東方正教会の教会法では、代父母の子と結婚することは禁止される。
[編集] 関連項目
- 洗礼式
- 堅信
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