仙台~米沢線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仙台~米沢線(せんだい・よねざわせん)は、宮城県仙台市と山形県米沢市を結ぶ高速バスである。山交バス担当便のバスには独自に「yozan号」の愛称が付けられている(時刻表上には表記されていない)。
目次 |
[編集] 運行会社
[編集] 運行経路
- 仙台駅東口42番 - 電力ビル前 - (仙台西道路) - (仙台宮城IC) - (東北自動車道) - (福島飯坂IC) - (国道13号・栗子峠) - (※米沢スキー場) - 米沢待合所 - 上杉神社前 - 米沢市役所前(※米沢スキー場は12月~3月のスキー場開業期間に限り停車)
- 4月~11月までは(米沢待合所まで通常路線) - 上杉神社前 - 小野川温泉 - 保養センター前 - 白布待合所 - 白布温泉 - 湯元駅前まで1往復運行している。
- 休憩は、東北自動車道国見SA(約5分)。
[編集] 運行便数
- 1日6往復(4月~11月まではこのうち1往復が白布温泉発着となる)
[編集] 概要
- 米沢から仙台へはJRで急行べにばなが直通運転していたが、山形新幹線の開通などで米沢から仙台までの直通便が消滅し、山形か福島で乗り換えなければならなかった。1992年4月に一度仙台~米沢線の運行を当時の山形交通と宮城交通で開始した。しかし、この路線は山形市から国道13号上山市~南陽市を経由していた上に、国道13号の渋滞等で定時運行が困難だったため1993年11月に一度は路線休止となった。
- 2004年に、今度は米沢から国道13号栗子峠~東北自動車道経由で仙台までの路線を、山交バスとJRバス東北との共同で運行することとなった(当初は1日4往復)。また、2005年からは1日6往復に増便のうえ、1往復を4月から11月に限り白布温泉まで山交バスが独自に延長運転しているほか、スキーシーズンには一部の便が米沢スキー場に停車している(ただし、米沢市内~米沢スキー場の区間利用はできない)。
- それでもなお、他の標準的な高速バスに比べて一般道を走行する時間が長く(米沢待合所~福島飯坂ICの所要時間:夏季で約50分)時間帯や気象条件によっては大きな遅れが発生しやすい。
- 東北自動車道、及び栗子峠が事故や気象条件で通行止となり、復旧の見込みがない場合は(栗子峠は連続雨量180mmを超えると通行止になる)、国道13号南陽・上山経由で迂回運行することがある。
[編集] 以前の路線
- 県庁市役所前 - 仙台駅前 - 広瀬通一番町 - (仙台西道路) - (仙台宮城IC) - (東北自動車道) - (山形自動車道) - (山形蔵王IC) - 山形県庁前 - 南高校前 - 山交ビルバスターミナル - リナワールド前 - 高松葉山温泉 - 赤湯バスターミナル - 糠野目学校前 - 米沢市役所前 - 大町 - 米沢待合所・米沢駅前
[編集] 運賃
- 仙台~米沢 - 1,800円(往復割引3,200円)
- 仙台~小野川温泉 - 1,900円(往復割引設定なし)
- 仙台~白布温泉 - 2,100円(往復割引設定なし)
カテゴリ: 高速バス路線 | 東北地方の都市間バス | バス関連のスタブ記事