井村恭一

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井村 恭一（いむら きょういち、1967年5月4日 - ）は、日本の小説家。 山口県出身。立教大学文学部中退。 1997年「ベイスボイル・ブック」で第９回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞。その後は主に文學界に寄稿する。

[編集] 略歴

• 1997年　『ベイスボイル・ブック』で第9回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞
• 2004年　『不在の姉』で第132回芥川賞候補になる

立教大学在学中は横浜に住み、自宅近くのコンビニエンスストアでアルバイトをしていたらしい。その頃、突然行方をくらまし、夏の暑いさなかにトレンチコートを着たまま小笠原へ旅に出るなどの奇行も。そのマスクの良さと独特の語り口で、コンビニエンスストアで働くアルバイトの女子高生などに人気があったと言われている。また、そのコンビニエンスストアのアルバイトスタッフの交流を目的とした「COMMUNICATION NOTE」に彼が描いた『しぱしぱくん』なるクラゲのようなキャラクターが、一時期、その界隈で「プチ流行」したらしい。

[編集] 作品リスト

• ベイスボイル・ブック ISBN 4104203017 絶版
• 文學界掲載作品（未単行本化）
  • 竜巻乗り　98.11
  • ココホレ　99.4
  • 睡眠プール　02.8
  • 不在の姉　04.9

[編集] 外部リンク

• ボイスカ？ 作者本人のサイト