九州鉄道記念館
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九州鉄道時代を模した門司駅(今の門司港駅)駅名標
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九州鉄道記念館(きゅうしゅうてつどうきねんかん)は、北九州市門司区にある鉄道保存展示施設である。2003年8月9日に開館した。門司港駅の近くにあり、館の土地、建物、展示物は九州旅客鉄道(JR九州)の所有物であるが、管理運営は北九州市の指定管理者「レトロパーク門司港」が行っている。
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[編集] 所在地
北九州市門司区清滝2丁目3番29号
[編集] 交通
[編集] 施設内容
本館、車両展示場、ミニ鉄道公園の3つのエリアで構成されている。本館は1891年に建築された赤レンガ造りの初代九州鉄道本社社屋を転用しており、九州鉄道の客車チブ37号をはじめ、鉄道模型(ジオラマ:演出時のナレーションは小島一慶)やヘッドマークの展示、運転シミュレーターなどがある。車両展示場では鉄道車両8両が保存されている。ミニ鉄道公園では、屋外に設けられた450mmゲージのレール上を走る模型鉄道車両に実際に乗車し、運転することができる。
[編集] 保存車両
- 59634(9600形蒸気機関車)
- C591(C59形蒸気機関車。準鉄道記念物)
- EF1035(EF10形電気機関車)
- ED721(ED72形電気機関車)
- キハ0741(キハ07形気動車)
- クハ481-603(485系クハ481形電車)
- クハネ581-8(581系クハネ581形電車)
- セラ1239(セラ1形石炭車)
※クハネ581-8は715系のクハ715に改造された車両の塗装を581系時代のものに戻したものであり、形態的にはクハ715である(ロングシート・吊革が残存するなど)。
[編集] 保存車両画像
[編集] 関連リンク
[編集] 外部リンク
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