中の沢川 (石狩川水系北の沢川支流)
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冬の下流部(2005年3月) |
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水系 | 石狩川水系 | |||
延長 | -- km | |||
水源の標高 | -- m | |||
平均流量 | -- m³/s | |||
流域面積 | -- km² | |||
水源 | 砥石山(札幌市南区) | |||
河口 | 北の沢川(札幌市南区) | |||
流域 | 北海道札幌市(南区) |
中の沢川(なかのさわかわ)は、北海道札幌市南区を流れる小さな川で、北の沢川の支流である。北の沢川は豊平川の支流で、豊平川は石狩川の支流にあたる。昔は五号ノ沢(ごごうのさわ)といい、1941年に中の沢と改称した。南区には、豊平川の支流で別の中の沢川がある。一級河川石狩川水系に属する
目次 |
[編集] 流路
砥石山の東の麓の採石場付近から東に向かって流れる。上流で左中の沢川をあわせ、ゆるやかに曲がりくねりながら中ノ沢地区を東に向かう。下流で北東に流れて、川沿地区に入り、北の沢川に合流する。北の沢川は合流点から約500メートルで豊平川に注ぐ。
上流部は採石場と林で、中流部は段丘状の平地で、主に住宅地だが畑と牧場もある。下流は豊平川沿いの平地で住宅地として利用されている。
[編集] 歴史
明治時代に山鼻、琴似、新琴似の屯田兵の公有地とされていたが、それぞれの拠点の村から遠いため開発が進まなかった。屯田兵が終了して土地の売買が自由になると、農民が開墾を始めた。流域は、北の沢川、南の沢川流域とともに八垂別と呼ばれ、藻岩山周辺とともに藻岩村の一部であった。20世紀後半に札幌市の膨張が進むと、流域は農村から市街地に変貌した。
[編集] 支流
- 左中の沢川(八垂別の滝)
[編集] 橋
- 坂下橋
- 中ノ沢1号橋
- なかよし橋
- 藻岩グリーン橋 - 中ノ沢南沢通
- くるみ橋
- 川西橋
- 中ノ沢橋
- 泉橋