上毛郡
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上毛郡(こうげぐん)とは豊前国に属し、1896年まで福岡県東部にあった郡である。現在の豊前市の大部分、吉富町、上毛町の全域が含まれる。
古代には三毛郡(みけのこおり)であったが、後に山国川を境に上三毛郡と下三毛郡に分けられ、さらに上毛郡・下毛郡となった。現在でも、山国川を挟んで隣接する旧下毛郡地域(現在の大分県中津市)とは文化・歴史的に関係が深く、合併後100年あまり経った現在でも中津市(旧下毛郡)と経済・文化面などで一体である。
[編集] 沿革
- 明治22年4月1日 町村制施行(2町13村)
- 八屋町・宇島町・山田村・千束村・三毛門村・黒土村・横武村・合河村・岩屋村 (豊前市)
- 東吉富村 (吉富町)
- 高浜村 (吉富町及び中津市)
- 西吉富村・南吉富村 (新吉富村 → 上毛町)
- 友枝村・唐原村 (大平村 → 上毛町)
- 明治29年2月26日 築城郡と合併して築上郡となった。