ロンブー龍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロンブー龍(ろんぶーどらごん)は、日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組。毎週日曜16:55~17:25(JST)に放送。1998年10月放送開始。2005年3月27日放送終了。
目次 |
[編集] レギュラー出演者
- ロンドンブーツ1号2号 (田村淳・田村亮)
- 菅谷大介アナウンサー
- 奥田民義(ナレーション)
準レギュラー
[編集] 概要
ロンブーの冠番組の一つ。淳がゲストや亮の上に立ち、様々な陰謀や試練を与えて体を張らせるといったスタイルが多かった。
2004年11月に内容を一新し、「アタマよろこぶ脳トレ」という企画を毎回放送するようになった。ロンブーと2組のゲストがクイズやゲーム(3択クイズ・しりとり・ジェスチャークイズ・鏡文字を書く など)に挑戦。その成績に応じた数のヒントが得られ、ヒントを元に連想されるキーワードを当てるとゲストが欲しい賞品を獲得できるというもの。
番組のファンからは以前の内容に戻して欲しいという声が強く聞かれたが、クイズ企画を発展させて2005年4月3日に『ロンQ!ハイランド』と改題・リニューアルした。
[編集] 過去のコーナー
リニューアル前は、淳と亮がフンドシ姿でクイズに答え、不正解した方が泥まみれになるというオープニング映像が使われていた。このモチーフになったのは、「アメリカ横断ウルトラクイズ」の名物だった「突撃○×どろんこクイズ」。さらに以前は北島三郎がコンサートで使用していた巨大な龍にロンブーの2人が乗っている映像が使われており、乗せてもらう許可をもらいに行く様子も本編で放送された。
- グルメ特急便
- 淳・亮の対戦形式で、依頼者(女性ゲスト1名)お気に入りのスイーツを、わずかなヒントと街頭の口コミ調査で探し当てる。勝者(早く探し当てて届けた方)だけがスイーツを味わうことができ、敗者が全ての購入代金を負担しなければならない。なぜか亮が圧倒的な勝率を誇っていた。スペシャルの放送や書籍化もされた人気コーナー。
- 菜之家わいんち
- 淳の陰謀により、和食店のオーナーをやらされる羽目になった亮の奮闘を追ったコーナー。「わいんち」は実際に開店・営業している。
- もずくん
- ワーキャー隊
- ドラゴンティーチャー→ドラゴン先生
- ロンブーやゲストが教師に扮し、それぞれ1名の生徒・児童を担当して授業を行う。最も指導力があるのは誰かを競った。ある回で淳が負けたらコーナーの打ち切りを発表し、淳が負けたものの、「ドラゴン先生」とタイトルを変え復活した。
他多数
[編集] 日テレ日曜夕方バラエティ枠
伝統的にこの時間帯(「笑点」の直前)では、勢いのある若手芸人をメインに起用した番組が多い。
- 「レオナルドにゅうす笑」 - 1980年代初期。日曜夕方のお笑い枠の記念すべき1作目。主演はコントレオナルド(レオナルド熊・石倉三郎)。
- 「赤信号のにゅうす笑」 - 同。「レオナルドにゅうす笑」から時事ネタコントを引き継ぐ。コント赤信号(渡辺正行・石井章雄・小宮孝泰)主演。
- 「コラーッ!とんねるず」 - 1985年~1989年。のちに「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」につながった。
- 「ショージに目あり!」(ホンジャマカ・バカルディ・デンジャラス)
- 「吉本印天然素材」 - 1991年~1993年
- 「ぐるぐるナインティナイン」 - 1994年スタート。1997年ゴールデン進出。
- 「快傑!コウジ園」 - 深夜枠から企画変更して移動
とんねるず・ナインティナインのように、この枠で人気を獲得しゴールデンタイムの冠番組に発展したケースもある。トップクラスの芸人への登竜門の一つと言える。
[編集] スタッフ
- 構成: 鈴木工務店・鈴木しげき・高須浩平・とちぼり元・ヒロハラノブヒコ・桝本壮志・松本真一・さだ
- 技術: 八峯テレビ
- カメラマン : 元木宏
- 編集技術: スタジオWELT
- 音効: 森山顕仁
- ディレクター: 白野勝敏・武石政人・安彦和弘・山崎勝・藤森和彦
- 演出: チャーリー小林
- 総合演出: 三觜雅人
- プロデューサー: 金田有浩・中山憲明(IVSテレビ制作)・木本公敏(吉本興業)
- チーフプロデューサー: 梅原幹
- 制作協力: 吉本興業・IVSテレビ制作
ほか (2005年2月現在)
[編集] 関連項目
- ロンブー荘青春記(ZZZで放送されたバラエティ番組)
前番組: |
日本テレビ系 |
次番組: |