ロボッ太くん
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『ロボッ太くん』（ロボッたくん）は、1981年1月号から1984年3月号まで「コロコロコミック」に連載されたとりいかずよし のギャグ漫画。
目次 |
[編集] 概要
前半は主人公・ロボッ太とその家族（ロボパパ・ロボママ・ロボジジ・ロボイヌ）や学校の仲間たち（ホルモン・近の助）と下ネタ中心のドタバタギャグを展開し、後半はロボッ太をリーダーにロボイヌ・ホルモン・近の助の4名で「キンポコ少年団」を結成すると言うとりいかずよしの代表作「トイレット博士」のメタクソ団結成後に近い流れとなっている。但し、メタクソ団の「七年ゴロシ」に相当する必殺技である「煬獄死法」（ようごくしんぽう）の秘伝を巡ってゲーハー中年団（後にウンポコ隊）と抗争を繰り広げる点は「トイレット博士」のメタクソ団編には見られなかった相違点である。
[編集] 登場人物
[編集] ロボッ太一家
- ロボッ太（ロボッた）
- 主人公の小学生。外見は人間とさほど変わらないアンドロイドだが、股間に「スペアチンポ」と呼ばれるパーツを装着することにより様々なパワーを発揮する。後にキンポコ少年団（KP団）を結成し、リーダーとなる。
- ロボパパ
- ロボッ太の父。本名は「角兵衛（かくべえ）」。元々はロボット星に住んでいたが一人の女性を巡って親友と大喧嘩をしたことが原因でロボット星を追放され、地球に移り住む。職業は発明家で、ロボッ太をはじめとする家族は全て彼が製作した。
- ロボママ
- ロボッ太の母。登場する度に髪型が変わる。
- ロボジジ
- ロボッ太の祖父で、ロボパパの父。経年劣化が激しく、特に肛門の締まりが悪くなっている。
- ロボイヌ
- 弟を欲しがるロボッ太のためにロボパパが作ったロボット犬。しかし、二足歩行で人間の言葉を喋るなど犬らしさは外見のみ。後にKP団の団員となる。
[編集] ロボッ太が通う小学校の関係者
- ホルモン
- ロボッ太と同じクラスの食欲旺盛な少年。後にKP団の団員となる。あだ名の由来は不明。本名は太(ふとし)。惚れっぽい性格。終盤で新子という彼女ができた。
- 近の助（きんのすけ）
- ロボッ太と同じクラスの眼鏡をかけた少年。後にKP団の団員となる。
- 伊代子（いよこ）
- ロボッ太と同じクラスの美少女。たびたび校長達に捕らえられてひどい目に遭わされる。
- ゲーハー校長（ - こうちょう）
- 小学校の校長。独裁的な性格で生徒たちに理不尽なことを強要する。後にKP団に対抗して「ゲーハー中年団」を結成するが、ウンポコ隊に改組されて以降は出番が激減する。
- 助兵衛（すけべえ）
- 小学校の隠し部屋に研究所を構えるマッド・サイエンティスト。実はロボパパ（角兵衛）の元・親友だが現在は犬猿の仲。校長の依頼によりガリベン28号や栄養戦士クワせもんを開発する。
- ガリベン28号（ - にじゅうはちごう）
- 助兵衛博士が開発した教師ロボット。徹底したスパルタ教育で出来の悪い生徒たちを恐怖に陥れるが、ロボッ太たちの度を超したアホさに完敗。
- 栄養戦士クワせもん（えいようせんし - ）
- 好き嫌いの激しい生徒たちを矯正すべく助兵衛博士が開発したロボット。
[編集] 煬獄死法の関係者
- 煬 万張（よう まんちょう）
- 中国の奥地に伝わる伝説の必殺拳法・煬獄死法の師範。年齢不詳だが、幼少の頃は泉重千代（当時の世界最高齢記録保持者）や西郷隆盛と親友だったと自称。ゲーム&ウォッチで買収されてロボッ太たちに秘伝書を授けるが、後に秘伝書を奪還すべくゲーハー中年団に加入しロボッ太たちと敵対する。
- リカちゃんウーマン
- 万張の弟子で、タケちゃんマンの外見を模したコスチュームの美少女。必殺技「モモサンド・スペシャル」「パイサンド・ショック」でロボッ太たちKP団に立ちはだかり、後に担任となる。ゲーハー中年団を改組した新生「ウンポコ隊」のリーダー。
[編集] 書誌情報
現在はてんとう虫コミックス・ライブラリーより全2巻で復刻されている。
- ISBN 409140099X 2006年3月28日初版
- ISBN 4091401007 2006年3月28日初版
