ロボコン (映画)
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『ロボコン ROBOT CONTEST』は、高専ロボコンを題材にした日本の映画作品。
2003年9月公開。監督・脚本は古厩智之。長澤まさみの初主演映画でもある。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] あらすじ
要領は良いが、やる気ゼロの落ちこぼれ高専生・葉沢里美は、第2ロボット部顧問の図師隼人から居残り授業を免れる条件として「ロボコン」への出場を打診される。しかし、ロボコンで好成績を残そうと執念を燃やす第1ロボット部とは違い、第2ロボット部は変わり者の溜り場だった。
初めはやる気のない部員達と距離を置く里美だったが、合宿を通じて徐々に部員達と友情が芽生えるようになり、改良を加えた犬型ロボット「BOXフンド」で全国大会に挑戦するのだった。
主なロケ地は山口県の徳山高専、周南市浦山国道2号線歩道、周南市総合スポーツセンター、湯野温泉紫水園、紫水園の前に光市室積の海岸と、地元としてはあり得ないロケーションであったが、違和感を感じない位に作られている。
[編集] キャスト
- 葉沢里美 (第2ロボット部 操縦者) - 長澤まさみ
- 相田航一 (第2ロボット部 設計担当) - 小栗旬
- 四谷 (第2ロボット部 部長 作戦担当) - 伊藤淳史
- 竹内和義 (第2ロボット部 組み立て担当) - 塚本高史
[編集] スタッフ
- 製作統括:植田文郎 古川一博 小松賢志
- 製作:富山省吾
- 企画:ゼネラルエンタテイメント
- チーフプロデューサー:鈴木律子
- プロデューサー:宮川洋紀、堀口慎、前田光治
- 監督:古厩智之
- 助監督:清水俊文
- 脚本:古厩智之
- 撮影:清久素延
- 音楽:パシフィック231
- エンディングテーマ:「Saturday Night」 - こずえ鈴 with Wack Wack Rhythm Band
- サントラ盤:ユニバーサルミュージック
- 美術:金勝浩一
- 録音:斉藤禎一
- 照明:望月秀樹
- 編集:三條知生
- キャスティング:田中忠雄
- 企画協力:高等専門学校協会連合会、NHK
- 製作協力:NHKエンタープライズ21
[編集] 「ロボコン」製作委員会
- 東宝(島谷能成 瀬田一彦 市川南)
- 小学館(亀井修 板谷真人 白井康介 都築伸一郎 浅井認 稲垣伸寿 長谷川一 備前島幹人 畭俊之)
- TOKYO FM(伊達寛 黒坂修 鶴田尚正)
- 日本出版販売(古屋文明 藤沢美枝子 根岸悟 白濱なつみ)
[編集] 関連項目
- 2003年の映画
- 徳山工業高等専門学校 - 本作の舞台である高専
- 小山工業高等専門学校 - 主人公里美たち第2ロボコン部が操縦するロボット「BOXフンド」の元ロボットである、「はこじゃらし」を製作した高専
- 佐世保工業高等専門学校 - 作中に登場する2足歩行ロボット「ムーンウォーカー」を製作した高専
[編集] 外部リンク
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