ロイシン
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L-ロイシン | |
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一般情報 | |
系統名 | (S)-2-アミノ-4-メチルペンタン酸 |
略号 | Leu, L |
分子式 | C6H13NO2 |
分子量 | 131.17 g/mol |
SMILES | CC(C)CC(N)COO |
CAS登録番号 | [61-90-5] |
性質 | |
融点 | 293 ℃{{{融点注}}} |
溶解性 | ギ酸に可溶 水にやや難溶 エタノールに不溶 |
水への溶解度 (g/100 g) |
2.38 (20 ℃) 2.63 (40 ℃) 3.19 (60 ℃) |
pKa | 2.32 9.58 |
等電点 | 5.98 |
ファンデルワールス体積 | 124 |
密度 | 1.165 g/cm3 |
味 | D体: 苦(閾値 3.8 mg/mL) L体: 甘 |
出典 | {{{出典}}} |
ロイシン (leucine) はアミノ酸のひとつで、側鎖にイソブチル基を持つ。白色結晶となることからこの名がついた。
タンパク質構成アミノ酸で、必須アミノ酸。疎水性アミノ酸、非極性側鎖アミノ酸で分枝アミノ酸に分類される。ケト原性を持つ。
幼児では生長、成人では窒素平衡に必須である。タンパク質の生成・分解を調整することによって筋肉の維持に関与する。
[編集] 関連項目
- アミノ酸発酵
- ロイシン発酵
蛋白質を構成するアミノ酸 |
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