ルーナ・ラブグッド

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ルーナ・ラブグッド (Luna "Loony" Lovegood) は、J・K・ローリングが書いた小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の人物。女性。映画では、イヴァナ・リンチが演じている。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] 登場巻

第5巻、第6巻

[編集] 人物像

[編集] 属性・年齢等

魔女。ホグワーツ魔法魔術学校の生徒。ジニー・ウィーズリーの同級生。ハリー・ポッターの1学年下。寮はレイブンクロー。五巻ではDAに所属していた。

[編集] 外見

髪の毛は腰まであるダーク・ブロンド。薄い眉毛と銀色の大きい瞳のびっくりしたような顔の女の子。魔法を使うための杖を左耳の後ろに挟んでいる。ハリーが初めて彼女に会ったとき、首にはバタービールの栓で作ったネックレスをして雑誌を上下逆さまにして読んでいた。

[編集] 出身・家族等

母親は魔女だったが彼女が幼い頃魔法に失敗して死亡した。父親は魔法界で出版されている雑誌"The Quibbler"（ザ・クィブラー）の編集長。

[編集] 性格・才能

ずばりとものを言う性格。幼い頃の母の死の衝撃のせいか空想好きで夢見がちでルーファス・スクリムジョールを吸血鬼だと思っている。どんな時もマイペース。レイブンクローに所属していることや、死喰い人相手に無傷で戦った（最後にはやられてしまうが）ことから賢く才能のある魔女であることが見受けられる。

[編集] 趣味

"The Quibbler"を読むこと。空想すること。クィディッチ試合観戦。六巻では試合の実況もした。

[編集] 周囲との関係

風変わりな外見や現実離れした言動から周囲に理解してもらえず、いじめられたり仲間はずれにされることが多いが、本人は気にしていないよう。元々ジニーと親しかった関係で、ハリーたちと交流するようになる。合理主義者ハーマイオニー・グレンジャーとは性格が正反対なため、出会った当初は考え方がかみ合わなかったが、ハーマイオニーによるハリー名誉回復作戦にルーナが手を貸したこともあり、お互いの立場を尊重するところで妥協点を見いだしている（ルーナ本人はマイペース人間なので、考えがかみ合わなくてもあまり気にしていないようだが）。

ロンとハリーに大きな関心を持っているようでロンはおもしろいと思っていてハリーには笑顔を見せることが多い。 5巻最終章では悲しみと怒りに打ちひしがれていたハリーを唯一慰めることのできた人物がルーナだった。

また、第6巻で不審な行動をとり続けるドラコ・マルフォイとセブルス・スネイプの行動を監視するために元DAメンバー招集に応じたたった2人のうちの1人。

友人が少ないことはあまり気にしていないが、第6巻でハリーからクリスマス・パーティーに誘われることを喜んだり、活動休止し約1年招集がなかったDAメンバー招集に即座に応じたりと、他人と親しい交流を求める寂しがりやの一面も少なからず見られる。