ラグランジュ補間
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ラグランジュ補間(ーほかん)とは補間法のひとつ。
互いに異なる(n + 1)個の点に対して、関数値が与えられているとする。
ここでを満たすxのn次多項式pn(x)を以下の式で求め、これを用いてf(x)の補間を行なうことをラグランジュ補間という。
pn(x)は、下記のようになる。
なお、補間であるので一般にf(x) = pn(x)というわけではない。のときのみf(x) = pn(x)は保証されるが、それ以外のxではf(x) = pn(x)が成立するか否かはわからない。
[編集] この補間法の短所
pn(x)とpn − 1(x)の関係式がないので、既知のx,f(x)が増えたとき(nが増えたとき)、ほとんど最初から補間多項式の計算をやり直す必要がある。
それに対して、ニュートン補間ではpn(x)とpn − 1(x)の関係式があり、補間多項式の計算を少し追加するだけでいい。
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