ヨーロッパ音楽紀行

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ヨーロッパ音楽紀行（よーろっぱおんがくきこう）は、NHK衛星第二テレビジョンにおいて、名曲アルバムのディレクターであった田村正明監修で放映されたクラシック音楽番組である。ヨーロッパ音楽紀行というタイトルであるが、放映時に"ドイツ音楽紀行"のように国名が付される場合もある。田村氏とカメラマンの二人で作成され1990年ころから2000年ころまで放送。この番組の特徴は、ヨーロッパ各地の景勝地をクラシック音楽をバックにして放映する番組である。10分の放送で主に番組と番組の間（主にクラシック音楽番組が多かった）の空いた時間に入れられた。

演奏者は、名曲アルバムのように敢えて日本の演奏者はなく外国の演奏家を使用した。作曲者の縁の地や曲にまつわるエピソード、歴史的建造物の紹介と音質もBモードを使用し知名度こそ名曲アルバムに劣るが、あわただしく画面が入れ替わったり、ナレーションが入っていなかったりしてポイントを押さえあり、見るものを飽きさせない番組である。

新聞の番組欄には、"紀行"、"欧州音楽紀行"、"音楽"のいずれかで記載されていた。尚、英字新聞での表記方法は"Classical Music Travelogue"

[編集] 番組の流れ

テロップ表示

• タイトル（表示例：「ドイツ音楽紀行　マールブルグ」か「ヨーロッパ音楽紀行　マールブルグ」のどちらかの形式で表示）
• 曲名
• 演奏者

以下街や景色の紹介（最低限のテロップでその街の建物、歴史を紹介）

• 市庁舎など街のメインとなるもの

テロップ表示

• タイトル　右下にクレジット（監修　田村正明）但しクレジットは1999年からついた。

[編集] 放送された代表的な景勝地と音楽

• ホベルンブルグ　（オーストリア）　ピアノ協奏曲第三番ハ短調　Op.37　第二楽章　ベートーヴェン
• アイヒシュテット　（オーストリア）　協奏交響曲変ホ長調から　第二楽章　K.364　モーツァルト
• オーベルニュ　（フランス）　「オーベルニュの歌」からパイレロ　カントループ

[編集] 関連番組

• 名曲アルバム（NHK教育）
• オーディオグラフィック（NHK衛星第二テレビジョン）
• 世界音楽紀行（NHK衛星第二テレビジョン）