ヤリ・リトマネン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヤリ・リトマネン（Jari Litmanen、1971年2月20日 - ）は、フィンランド出身の同国代表サッカー選手（MF・FW）。
1987年、父も所属していた地元のクラブチームであるレイパス・ラハティでキャリアをスタート。1989年にはフィンランド代表に招集され、10月22日のトリニダード・トバゴ戦でデビューを飾る。1990年には19歳の若さでフィンランド年間最優秀選手に選ばれた。
その後フィンランドのクラブチームを転々とし、1992年にアヤックスへ移籍。素早い判断力と精度の高い右足で頭角を現し、1994年/1995年にはリーグ得点王とチャンピオンズリーグで優勝を果たすなど、数々のタイトルをチームにもたらした。その活躍が認められ、1999年にリーガ・エスパニョーラの強豪クラブバルセロナへと移籍するが活躍できず、1シーズンでFAプレミアリーグ・リバプールへ移籍。しかし、ここでも故障や選手層の厚さなどで出場機会に恵まれず、2002年にアヤックスへ復帰。その後ハンザ・ロシュトックを経て現在はスウェーデンのマルメに在籍。
