モルゴス
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モルゴス(Morgoth)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。 イルーヴァタールによって作られたヴァラールの一人で、最も力を持つものだった。元々の名前は「力もて立つ者」と言う意味であるメルコール(Melkor)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
メルコールはヴァラールの中でも最強の力を持っていたが、この力を悪しき方向に使い、マンウェの王国を力で奪い取る事に費やした。この反逆を持ってメルコールと言う名を奪い去られヴァラールとしての資格を奪われる。
マイアの中には彼の力に畏怖し、仕える者も現れた。サウロンやバルログと呼ばれる者達がそれである。
彼は光を欲したがそれが得られぬと闇に潜り、暗闇と恐怖を支配した。
彼は、ノルドール族のフェアノールが作り出したシルマリルを欲し、これを奪い取って中つ国に逃げ去った。これより彼は、モルゴス、黒き敵などと呼ばれる様になる。
中つ国のモルゴスの王国は、シルマリルを追いかけたノルドールなどのエルフ達と後から産まれし者達(人間)との間で長い間戦争を続けていたが、エアレンディルとエルウィングが、西方よりヴァラールの軍隊を引き連れてきた事により崩壊する。
そしてモルゴスは虜囚になり世界の壁の外にある時の無い虚空の中に放り出され、エアレンディルがこれを見張り続けていると言う。
中つ国のアイヌア | |
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アイヌリンダレ(アイヌアの音楽) | |
男性格のヴァラール: | マンウェ | ウルモ | アウレ | オロメ | ナーモ(マンドス) | イルモ(ローリエン)| トゥルカス |
女性格のヴァラール: | ヴァルダ | ヤヴァンナ | ニエンナ | エステ | ヴァイレ | ヴァーナ | ネッサ |
暗黒の敵: | モルゴス(メルコール) |
マイアール: | エオンウェ | イルマレ | オッセ | ウイネン | サルマール | サウロン | メリアン | アリエン | ティリオン | ゴスモグ クルモ(サルマン) | オローリン(ガンダルフ) | アイウェンディル(ラダガスト) | アラタールとパルランド | ドゥリンの禍 |
この「モルゴス」はJ・R・R・トールキンの中つ国に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |