メールアドレス
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メールアドレス(mail address)とは、電子メールにおける送信先や発信元を表し、すなわち、住所の役割を果たすものである。略称はメルアド・メアド。誤解の恐れのないときは単にアドレスとも呼ばれる。
xxx@yyy.zzzのような形で構成される。xxx の部分がユーザーのIDで、yyy.zzz の部分がドメイン名である。コンピュータ・ネットワークの世界から見れば「ネットワーク“yyy.zzz”に所属する“xxx”という利用者ID」という意味になる。
[編集] 日本の携帯電話・PHSのメールアドレスのドメイン名一覧
xxxの部分には、(他の利用者と重複しない限り)各利用者が文字列を指定することができる。
- NTTドコモ
- xxx@docomo.ne.jp
- KDDI (au / TU-KA)
- xxx@ezweb.ne.jp
- xxx@yy.ezweb.ne.jp
- ソフトバンクモバイル[1]
- xxx@softbank.ne.jp
- 北海道 xxx@d.vodafone.ne.jp
- 東北 xxx@h.vodafone.ne.jp
- 東京 xxx@t.vodafone.ne.jp
- 東海 xxx@c.vodafone.ne.jp
- 北陸 xxx@r.vodafone.ne.jp
- 関西 xxx@k.vodafone.ne.jp
- 中国 xxx@n.vodafone.ne.jp
- 四国 xxx@s.vodafone.ne.jp
- 九州 xxx@q.vodafone.ne.jp
- xxx@softbank.ne.jp
- ウィルコム(PHS)
- xxx@pdx.ne.jp
- xxx@yy.pdx.ne.jp
[編集] 脚注
- ↑ 2006年10月1日、ボーダフォンからのブランド名変更に伴い、新ドメイン名「softbank.ne.jp」が導入された。10月1日以降にメールアドレスを取得すると、「 ▲▲▲@softbank.ne.jp 」というメールアドレスとなる。新ドメインには、地域毎のサブドメインは付加されず統一ドメインとなる。なお、既存の「vodafone.ne.jp」ドメインのユーザーは、従来通り利用できる。ただし、2006年10月1日にメールアドレスのID部分(@マークより前の部分)を変更する場合は、新しいメールアドレスのドメイン名も「softbank.ne.jp」となる。
ソフトバンクモバイルでは、メールアドレスを変更した場合でも、同じ電話番号で60日以内であれば1つ前のメールアドレスに戻せる機能を提供している。これは前述のドメインが変更された場合にも適用される。すなわち、既存のボーダフォンからのユーザーが10月1日以降にアドレスを変更し、「▲▲▲@softbank.ne.jp」となっても、その後メールアドレスを戻した場合は「vodafone.ne.jp」ドメインになる。