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メンドーサは、アルゼンチン共和国の都市。同国西部、アンデス山麓標高約800mの高原地帯にあり、チリ側に向かうアンデス横断鉄道や道路の要地である。温暖少雨の地中海性気候のため、ブドウ栽培、ブドウ酒醸造が盛んであり、アルゼンチン産のワインの多くがこの地で作られる。1561年に創設され、1861年の大地震により都市部は壊滅状態となったが、現在は南欧風の近代都市に再生されている。快適な気候とワイン、牧歌的な風景を求めて例年多くの観光客が訪れる。