メイプル戦記

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『メイプル戦記』（めいぷるせんき）は川原泉による野球漫画。

「花とゆめ」（白泉社）に1991年から1995年まで連載された。（休載期間を含む）

花とゆめコミックス全3巻。白泉社文庫全2巻。

目次 1 あらすじ 2 登場人物 2.1 メイプルス 2.2 東京タイタンズ 2.3 広島プーカ 2.4 太平洋シャークス 2.5 中京グリフィンズ 2.6 ヨグルト・スパローズ 2.7 大阪ジャガーズ 2.8 西部リンクス 2.9 その他 パ・リーグの球団 3 疑問点

[編集] あらすじ

日本プロ野球界のセントラル・リーグに7番目の球団が誕生した。メイプル製菓をオーナーとしたスイート・メイプルスである。

スイート・メイプルズの選手募集には、野球と宝塚歌劇団が好きなオーナーの強い意向があった。それは女性であること。

かくして、女性選手だけによるプロ野球チーム「メイプルス」のペナントレースが始まった。

[編集] 登場人物

この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] メイプルス

• 広岡真理子

  背番号666。『甲子園の空に笑え!』に登場する元豆の木高校野球部監督。豆の木高校野球部を何度となく甲子園へ導いた実績を買われ、メイプルスの監督に就任する。

• 高柳邦彦

  背番号56。『甲子園の空に笑え!』において豆の木高校野球部のライバルであった北斗高校野球部の元監督。広岡監督に請われて、ヘッドコーチ兼二軍監督兼…に就任する。

• 芹沢桜子

  背番号14。投手。聖ミカエル学園出身。コントロールが抜群で、コーナーをついて勝負するタイプだが球質が軽いのが弱点。しかし、「ハクション大魔球」を開発し克服。斎木和音の勧めで薫子と共にメイプルスに応募する。

• ノエル・スコット

  背番号16。投手。アメリカからやって来た。宗教オタクで、一年で9回も改宗するほど。禅宗やジャイナ教といった一般にも知られた宗教から、ズヌズヌ神教、マケマケ神教など正体不明の宗教にも手を出す。本人曰く「一番御利益のある神様を探している」、「改宗は厄払いも兼ねている」らしい。

• 神尾瑠璃子

  背番号18。投手。本名「神尾聡史」。北斗高校出身で高柳の元教え子。高校時代にバッテリーを組んだ同級生への愛を自覚。これに悩み、高校卒業後はオカマバーで働いていたが、周囲の応援でメイプルスに応募する。戸籍上の性別は男性であるが「心は女」ということで入団合格。160km/hの剛速球が武器。

• 若生薫子

  背番号6。捕手。聖ミカエル学園出身。桜子とは放課後に二人だけで一緒に練習していた。斎木和音の勧めで桜子と共にメイプルスに応募する。

• 相本美花

  背番号1。一塁手。四つ子。豆の木高校出身。『甲子園の空に笑え!』に登場した相本家の四つ子の妹で、同じく四つ子。

• 相本由花

  背番号2。二塁手。四つ子。豆の木高校出身。『甲子園の空に笑え!』に登場した相本家の四つ子の妹で、同じく四つ子。

• 相本里花

  背番号3。三塁手。四つ子。豆の木高校出身。『甲子園の空に笑え!』に登場した相本家の四つ子の妹で、同じく四つ子。

• 相本流花

  背番号4。遊撃手。四つ子。豆の木高校出身。『甲子園の空に笑え!』に登場した相本家の四つ子の妹で、同じく四つ子。上の三人よりもいつもワンテンポ遅れるのを気にしていた。

• 仁科紘子

  背番号5。左翼手。夫はタイタンズのエース。夫の浮気性にキレてしまい、メイプルスに応募。草野球で培った打撃センスはメイプルスの中でも随一。

• パトリシア・エドワーズ

  背番号7。中堅手。アメリカからやってきた。熱い性格で、危険球を二球投げたグリフィンズのピッチャー相手に突撃をしかけ、乱闘騒ぎとなった。寮に侵入した不届き者を説教した事もある。不動の四番バッター。彼女のバッティングと神尾の剛速球がメイプルスを支える二本柱となっている。

• 里見笑子

  背番号13。右翼手。１億円プレーヤーが夢で入団。肩も強ければ足も速い、理想的な１番バッター。

[編集] 東京タイタンズ

• 仁科雅樹

  投手。仁科紘子の夫。

[編集] 広島プーカ

[編集] 太平洋シャークス

[編集] 中京グリフィンズ

[編集] ヨグルト・スパローズ

[編集] 大阪ジャガーズ

[編集] 西部リンクス

[編集] その他 パ・リーグの球団

• オリエントグリーンウェーブ
• 近畿バイソンズ
• 極東ハム・ウォリアーズ
• ダッテ・オリオールズ
• ダイオー・イーグルス

[編集] 疑問点

ストーリーにやや無理があるのはやむを得ないとして、残念なのがチーム数の問題。 メイプルスが加入したためにセリーグのチーム数は奇数になってしまい、毎日どこかのチームが試合せずに待機している。これではチームごとの試合数が消化できないはずである。「すすめ!!パイレーツ」も新チーム加入を前提にした話であるが、ちゃんと東海イーグルスというチームも加入させ、チーム数を偶数にしていた。