ミュウ
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ミュウは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種のポケモンのうちの一種である。
ミュウ | |
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全国 ミュウツー - ミュウ (#151) - チコリータ |
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ジョウト ミュウツー - ミュウ (#250) - セレビィ |
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ホウエン ミュウツー - ミュウ (#306) - チコリータ |
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全般 | |
英語名 | Mew |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | しんしゅポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ | 0.4 m |
重さ | 4.0 kg |
特性 | シンクロ |
目次 |
[編集] 特徴
足と尻尾が長い。頭に耳のような二つの小突起を持つ、薄い桃色のポケモン。映画では、まつげの遺伝子からミュウツーが生まれる。このため、逆説的ではあるがミュウツーが可愛くなったような姿をしていると説明できる。ジャングルの奥地に住むという噂が囁かれている。名前の由来は「ミュータント(MUTANT)」と思われる。
おそらくはネズミをモチーフとしたポケモンで、ミユビトビネズミがモデルになっている可能性がある。 猫の英語の鳴き声が"meow"であるため猫がモデルという説もある
[編集] ゲームでのミュウ
『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』では、グレン島のポケモン屋敷にミュウに関連した記述のある日記が残っている。南アメリカのギアナのジャングルの奥地で見つかり、ミュウツーを生んだと言う記述がある。
平均的に能力が高く、全てのわざマシンやひでんマシン、人に教えてもらえる技を覚えることができ、実用性も非常に高いポケモン。能力値もとても高く伸びもよい。しかし普通のプレイでは手に入れることができず、任天堂のイベントによる配布や裏技(バグ)でないと手に入れることができない。また、多くの大会などでは使用が禁止されている。
『ポケットモンスター 赤・緑』開発の際、元々ゲーム中では「名前は出てくるけれども存在しないポケモン」の予定だったが、スタッフの一人が独断でデータを入力したと言われる。もちろん入手することは出来ないはずだった(一説によると、「都市伝説的に『151番目のポケモンがいるらしい』といううわさが広まるが、結局は見つけられない」という効果を狙ったものだという)が、裏技(バグ)でプロテクトが外れ出現することが明らかになってしまった。これがゲームプログラムの不備といったマイナスイメージへ流れる可能性があるとして、結局151匹目のポケモンとして認定しイベントで配布されることになった。この際、「ミュウのデータをあげる」等といった言葉を避けるよう通達がなされた。これは「ミュウ」を本当に居る生き物として見ている子供達へ配慮だったと言われている。
ポケモン不思議のダンジョンでは、ちていいせきの奥に出現。オルゴールを持って奥へいくと出現することがある。ともだちエリアはさいごのしまだが、他の伝説ポケモンとは違って事前にともだちエリアの購入をしておく必要がある。
その他、ニンテンドー64(任天堂)の『ポケモンスナップ』にも最後のステージに登場する。
[編集] アニメでのミュウ
アニメでもほとんど登場することはない。 しかし、『アドバンスジェネレーション』のオープニングではルカリオと共に登場した。
[編集] ポケモンカードでのミュウ
初登場はポケットモンスターカードゲーム拡張パック第三弾「化石の秘密」で、超タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードだった。HPは50とかなり低いほうだったが、「幻のポケモン」の異名にたがわず、退化させられるワザ、「たいかビーム」を覚えていた。このワザは後にも先にもこのときのミュウしか覚えていない。
ポケモンカードゲーム拡張パック「まぼろしの森」では、超タイプ、「ミュウex」として収録された。その際のレアリティは☆。この時は、エネルギーカードさえそろえば、場にいるすべてのポケモンのワザを自由に使うことができる夢のようなポケボディー、「オールマイティー」を覚えており、ポケモンexの真髄を見せ付けた。
[編集] 映画でのミュウ
『ミュウツーの逆襲』『波導の勇者ルカリオ』の2作に登場する。