マサバ
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マサバ | ||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||
Scomber japonicus | ||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||
マサバ | ||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||
Chub mackerel |
マサバ(真鯖、学名: Scomber japonicus)は、硬骨魚綱・スズキ目・サバ亜目・サバ科に分類される魚。
別名 サバ、ホンサバ、ヒラサバ、ヒラス、サワなど。海産の食用魚であり、一般には、マサバ、ゴマサバ、グルクマなどの近縁種を合わせて、サバ(鯖)と呼ぶ。文化的な側面、食材としてのサバは、サバの項を参照。
成長すると体長 50 cm 程になり、体はやや側扁し、楕円形をした横断面をもつ。同属のゴマサバでは、体の横断面が円形に近いことから区別できる。ゴマサバとのその他の違いは、体側と腹面に小黒点を持たないこと(ゴマサバは持つ)、背びれを支えている骨の数が 16 以下であること(ゴマサバは 17 以上)、第1背びれの棘数が 10 以下(ゴマサバは 11 以上)であることなどがある。
樺太、朝鮮からハワイ、カルフォルニア、フィリピン、台湾など主に黒潮流全域に分布する。摂氏14~17度の比較的冷水温を好む。産卵期は 2~8 月。