ヘキサメチレンジアミン
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ヘキサメチレンジアミン | |
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IUPAC名 | 1,6-ジアミノヘキサン 1,6-ヘキサンジアミン |
別名 | |
分子式 | C6H16N2 |
分子量 | 116.20 g/mol |
CAS登録番号 | [124-09-4] |
形状 | 白色固体 |
密度と相 | g/cm3, |
相対蒸気密度 | (空気 = 1) |
融点 | 42 ℃ |
沸点 | 204 ℃ |
昇華点 | {{{昇華点}}} ℃ |
SMILES | NCCCCCCN |
出典 |
ヘキサメチレンジアミン (hexamethylene diamine) は示性式 H2N-(CH2)6-NH2、分子量 116.20 のジアミン。ピペリジン様の臭気のある、吸湿性の白色固体。融点は 42 ℃、沸点は 204 ℃。IUPAC名として、1,6-ジアミノヘキサン、1,6-ヘキサンジアミンと表される。CAS登録番号は [124-09-4]。
水に易溶、エチルアルコール、ベンゼンに可溶。二酸化炭素を吸収しやすく、空気と触れると徐々に白色の炭酸塩をつくる。
水溶液は強塩基で、酸と激しく反応し、多くの金属に対し腐食性を示す。酸化剤と反応しやすい。
アジピン酸からアジポアミドを経由して得られるアジポニトリル (NC-(CH2)4-CN) を還元して得られる。アジピン酸とともに、6,6-ナイロンの原料として工業的に重要とされる。
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