フジアナスタジオ まる生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

フジアナスタジオ まる生は、SKY PerfecTV!のフジテレビ739にて1999年の開局当初から放送されている長寿番組で、フジテレビ739の看板番組として人気を博している。

目次 1 概要 2 主なコーナー 3 番組プログラム 4 その他 5 外部リンク

[編集] 概要

放送時間は基本的に毎週土曜日の13:00～15:00 となっているが、スポーツ中継など特別番組が後に控えている場合は12:15～14:00 への時間の繰り上げ、また放送時間の短縮などの時間調整が行われ、時には放送休止となる場合もある。

この番組では、フジテレビのアナウンサーが男女1人ずつMC（当番）として生放送でフリートークを繰り広げることになっており、地上波ではなかなか聞くことのできないアナウンサーの本音を聞くことができる。そのため、アナウンサーファンの方々からは非常に重宝されている。ただ、地上波で多忙な人気アナウンサーのMCというのは殆ど無く、スケジュールに余裕のあるアナウンサーがMCを担当することが常である。また、番組内には様々な人気コーナーが存在しており、そこでは人気アナウンサーの姿も頻繁に見られ、地上波では見られない極めて素に近い表情を見ることが出来る。他にも、お台場の人気ショップや人気アイテムの情報紹介をするコーナーなど全国からお台場を訪れる方へのお得な情報も満載となっている。

そして、この番組の生命線となっているのが番組最大の特徴でもある視聴者からのFAX・メール。これらは常時受け付けられており、番組内に送られてきたFAX・メールは比較的高い確率で読まれる。そのため、人気アナウンサーがMCの放送では通常より遥かに多い数のFAX・メールが送られ、以前、内田恭子がフジテレビ退社前にMCとして出演した際には、FAXがパンクしかけたこともあった。稀ではあるがフジテレビアナウンス室やアナウンサーの家族などからのFAXが届くこともある。

この番組は終始スタジオから放送という形が通常であるが、月に1度くらいの程度で中継から番組が開始されることがあり、フジテレビ1階シアターモールまたはフジテレビ内でイベントが行われている際に限って各所イベント会場からの中継という形がとられる。その他、年に数回行われる3、4時間の豪華スペシャル（バレンタインデーSP、ゴールデンウィークSP、お台場学園SP、夏休みSP、クリスマスSPなど）では、この期間中に限りMCの2人以外に主に若手アナウンサーが登場してフジテレビ内を駆け回り、各所イベント会場からの中継で番組を盛り上げるのが恒例となっている。中でも夏休みSPは、新人アナウンサーの初々しい姿が見られる貴重な場となっている。

さらに、この番組のもう一つの特徴として「まる生プレゼント」という番組特製のプレゼント（過去にはタッパー、ペットボトル入れ、マグカップなどがあったが、現在はペン・ハサミ・ホチキス・穴あけパンチなどが入ったステーショナリーセットがプレゼントとなっている）があり、毎回番組内で1人にのみMCの2人のサインが入ったプレゼントが当選することになっている（運悪く外れてしまった人は番組ホームページ内にあるプレゼントの応募フォームに放送当日から翌週の土曜日午後12:00までに応募すれば、再び当選のチャンスを得られる）。また、スペシャルなどの特別な場合のみプレゼントが増えたり、「まる生プレゼント」とは別に人気女子アナウンサーからの特別なプレゼントも用意されている（バレンタインデーSPならばチョコレート、クリスマスSPならばクリスマスプレゼントなど）。ちなみに、「まる生プレゼント」がこれまでフジテレビアナウンサーの手に渡ったことは菊間千乃アナウンサーが持ち帰った一度きりで、あくまで視聴者にのみ贈られるプレゼントとなっている。

オープニングテーマは、LUCYA＆ACE「MEMORIES＆FEELINGS」

[編集] 主なコーナー

• アナたのMYニュース！！

  その週のMCであるアナウンサーが、それぞれ1週間に起こった身の回りの出来事を「お仕事（ON）」と「プライベート（OFF）」という2つの項目に分けてトークを繰り広げるコーナー。 （「フジアナ喜怒哀楽」の引継ぎコーナー）

• 男おばさんのコーナー

  笠井信輔・軽部真一の2人が、新作映画やDVDなどをマニアックな目線から紹介する10分間のコーナー （スペシャルなど場合によっては15分間になることもある） 。フジテレビ地上波の深夜に放送されている『男おばさん』は実はこのコーナーが発祥である。ちなみに、フジテレビ721・フジテレビ739では『男おばさん特盛』として豪華なゲストが登場したり、地上波では放送されない部分も見ることができる。

• 女子アナ3分間砂時計トーク～○○アナの部屋～

  フジテレビの女子アナウンサーが、カメラの前で3分間のフリートークを繰り広げるコーナー。このコーナーには、普段『まる生』でMCをすることのない人気女子アナウンサーが出演することが多い。また、このコーナーに欠かせない3分間を計るための砂時計をコーナー開始と同時にひっくり返すことが恒例となっている。

• じぶんテレビ

  フジテレビのアナウンサーが、自分の趣味を紹介したり近況を報告したりする数分間のコーナー。○○アナの部屋とは少し違い、主にベテランのアナウンサーや趣味をとことん紹介したい少しマニアックなアナウンサーが出演することが多い。

• お台場情報コーナー

  毎回あるひとつのテーマに合ったオススメのお店や施設などを男性、女性それぞれの目線から紹介するコーナー。

• お台場土産！

  全国各地からお台場を訪れる方のために、お台場で人気のアイテムを3位、2位、1位といった順にランキング形式で紹介するコーナー。（ランキング形式でない場合もある。）

• まる生アルバム

  その週のMCであるアナウンサーが、他では見ることのできないプライベート写真を紹介するコーナー。

[編集] 番組プログラム

• 13:00～　　　開始

  　　　　　天気情報

  　　　　　各種コーナー(1)

  　　　　　FAX・メール紹介

  　　　　　各種コーナー(2)

  　　　　　FAX・メール紹介

  　　　　　各種コーナー(3)

  　　　　　FAX・メール紹介

  　　　　　プレゼント抽選会

  　　　　　天気情報

• ～15:00　　　終了

※各種コーナーの(1)、(2)、(3)はその週によって内容・構成が変更され、場合によってはコーナーが増えることもある。また、番組中にはフジテレビに関する情報VTRがランダムに流される。（地上波の番組情報、フジテレビ721・フジテレビ739の番組情報、イベント情報、DVD情報など）
尚、13時放送開始となる日のFAX受付締め切り時間は、14時45分となる。

[編集] その他

• 1999年、フジテレビ入社直後の内田恭子は、当時同期の大橋マキが地上波で大活躍する一方、なかなか地上波への出演チャンスを得られず、その代わり毎週のように『まる生』に司会やレポーターとして出演していたことから、当時「まる生クイーン」の異名を取っていた。現在では、内田恭子の退社により斉藤舞子が2代目「まる生クイーン」を受け継いでいる。
• 2006年10月14日の放送で、MCを高橋真麻アナウンサーが担当したが、真裏のNHK総合テレビ土曜スタジオパーク（生放送）のゲストに父親の高橋英樹が出演し、局が違うものの同時刻に親子がテレビに出演するとゆう事が起きた。尚、この日のもう一方のMCは高橋英樹と同じ大学を出た塚越孝アナウンサーだった。
• 又、2006年10月21日には、武田祐子アナウンサーが、約6年ぶりにMCを担当した。（FNNスーパーニュースWEEKENDの担当から外れた為）。

[編集] 外部リンク

• 公式サイト