ファイナルステークス
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ファイナルステークス(ふぁいなるすてーくす)は日本の競馬の競走の1つ。毎年12月の中央競馬当該年最終日に、阪神競馬場の最終競走として施行されている。
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[編集] 概要
2000年にカウントダウンステークスと言う名称で新設された本競走は、2001年より現在の名称に変更された。距離は2005年までは桜花賞と同じ芝1600mで施行されていたが、2006年からはダート1800mで施行される。中央競馬としては通常は発走時刻の関係で阪神競馬場の競走が年間を通じて一番最後のものになるため、正式名称は「○○○○ファイナルステークス(丸の中には西暦年が入る)」となる。2003年は1600万下の条件戦で行われたが、それ以外の年はオープンクラスの競走である。
本馬場入場時には、ヨーロッパのファイナルカウントダウンがBGMとして使用されるの恒例だが、近年、有馬記念の発走時刻が繰り下がったことに伴い中山競馬場の最終レースハッピーエンドカップの発走時刻が遅れることが常態となり、ファイナルステークスの本馬場入場とハッピーエンドカップの中山競馬場からの中継が重なり、レース実況を優先するため、ファイナルカウントダウンが流れることもなくひっそりと目立たずに本馬場入場が行われることが多くなってきている。
[編集] カウントダウンステークスの名称について
- 2000年度は20世紀最後の年ということで、日本中央競馬会では「ドリームホース2000キャンペーン」と銘打った競馬ファン参加型のイベントを実施し、「20世紀の名馬大投票」や競馬クイズなどで20世紀の中央競馬を振り返った。
その一環として年度の下半期に当たる9-10月に「20世紀最後の中央競馬のレース名大募集」という企画を実施。約95000通の応募があり、厳正に審査した結果、20世紀の締めくくり=21世紀の開幕が少しずつ近づいてきてるということから「ドリームホース2000 カウントダウンステークス」という名称が採用作品に決定した。
- 当日はこのレースに騎乗しなかった騎手(騎手名失念)がカウントダウンをしたほか、かつて有馬記念で使用された旧式のファンファーレ(現在このファンファーレはばんえい競馬の重賞競走で使用されている)の演奏も行われた。また、当時は重賞競走以外では行われていなかった、勝馬投票券への競走名印字が行われた(現在は重賞競走のほか、特別競走・新馬競走でも印字される)。
[編集] 歴代優勝馬
[編集] 芝コース時代
施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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2000年12月24日 | トッププロテクター | 牡4 | 1:34.3 | 池添謙一 | 岩元市三 |
2001年12月23日 | サイキョウサンデー | 牡6 | 1:34.1 | 四位洋文 | 坂口正大 |
2002年12月22日 | エイシンエーケン | 牡6 | 1:34.8 | 野元昭嘉 | 野元昭 |
2003年12月22日 | チアズメッセージ | 牝3 | 1:35.2 | 本田優 | 領家政蔵 |
2004年12月26日 | エリモピクシー | 牝6 | 1:33.1 | 福永祐一 | 沖芳夫 |
2005年12月25日 | ニューベリー | 牡7 | 1:35.8 | 四位洋文 | 音無秀孝 |
[編集] ダートコース時代
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