ピアノ協奏曲第4番 (ラフマニノフ)
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セルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲 第4番 ト短調 作品40は、1926年に完成された。ロシアを去ってからのラフマニノフが作曲した数少ない曲のひとつである。
目次 |
[編集] 作曲の経緯
1914年には曲のスケッチがはじめられていたが、ニコライ・メトネルにすすめられてフランス滞在中に完成した。1938年に改作され、現在のものとなっている。
曲はメトネルに献呈されている。
初演は1927年3月18日、ラフマニノフのピアノ、レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団により行われた。
[編集] 曲の解説
第1楽章
アレグロ・ヴィヴァーチェ(アラ・ブレーヴェ) ト短調 二分の二拍子。自由なソナタ形式。 荘厳な雰囲気の第1主題が印象的。クライマックスで現れる第2主題の発展形は第三楽章でも現れる。
第2楽章
ラルゴ ハ長調 四分の四拍子。三部形式。
第3楽章
アレグロ・ヴィヴァーチェ ト長調 四分の三拍子。 強烈な冒頭部は聞き手を驚かせる。後半には第1楽章の第1主題や、第2主題の発展形も姿を見せる。
[編集] 録音
代表的なものとして、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのものは定評がある(ラフマニノフ自演のものもあるが、ミケランジェリはその録音に納得がいかず、結果としてミケランジェリの唯一のラフマニノフの録音となったといわれる)。他にウラディーミル・アシュケナージ、フィリップ・アントルモンのものなどがある。
[編集] 参考文献
『最新名曲解説全集10 協奏曲III』音楽之友社、1980年、24頁
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